Season 5 Ep21 “問いかけ”

Steven
ルビー

Amethyst
やれやれ

こんなとこにいたのか

Steven
サファイアに言われたこと
きっと傷ついてるよ

やあ二人とも

Ruby
スティーブン!?

なんでここが分かったの

amethyst
感じたのさ

Steven
ピザを頼んだって聞いて

Greg
ママのことを聞いてたんだ

Steven
えっと パパは平気?

Greg
まあ パパが恋したのは
ローズクォーツで

ローズが恋したのは
Mr.ユニバースだった

確かにダイアモンドだったことは
初耳だが

パパもデマヨだってことは
隠してたしな

Steven
それで ルビーは平気?

Ruby
ウチは平気

一枚いる?

Steven
あー ありがと

待って 本当に?

さっきは凄く悲しんでたでしょ

Ruby
うん でも

グレッグと話したんだ
もう平気さ

Steven
ほんと?

Ruby
うん

サファイアはある意味正しかった

ずっとガーネットでいたのは
ローズに言われたからだ 

ウチらが答えだって

でも今初めて考えてみてるんだ

自分自身についてさ

Steven
どういうこと?

Ruby
ウチが最初に発生したときは

もう他のルビーと一緒だった

そのあとはずっと
サファイアといたんだ

今までずっと誰かと繋がってきた

でも今は 風の吹くまま
どこにだって行けるんだ

ここでピザ食べたり
漫画読んだりしてさ!

サファイアが読みたいかは
関係ない!

気にしなくていいんだ!

これからはずっと
こうして生きていける

ガーネットじゃなく
ウチ自身として!

Greg
そうさ

Amethyst
かもな

Steven
えええええええ!!

でででも二人とも
愛し合ってるんでしょ?

一番お気に入りの
カップルなのに!

二人は砂糖と小麦粉なんだ

バラバラでも大好きだけど
やっぱりケーキが欲しいよ!

サファイアだってきっと…

Ruby
サファイアが何をしたいかは
もう気にしない

ウチが見る未来のウチは

他でもないルビーの姿だ!


Greg
落ち着け

こういう時間も必要なんだ

Steven
でもパパ 二度とガーネットに
ならなかったらどうするの?

元通りにしないと!

Greg
それは俺たちが決めることじゃない

ルビーが自分で決めることだ

ルビーが望まないことは
ガーネットも望まない だろ?

Steven
うーん かもね…

Amethyst
そんで この後はどこ行くんだ?

ここにいるのか?

Ruby
自由に生きたいんだ

荒野を行く
危険と隣り合わせの日常!

ただ一人生きる一匹狼さ!

ちょうど

こいつみたいな!

Steven
それって…

こういう奴のことかな

Ruby
こっちの方がいい!

開けた平野!
ウチはココに行きたい!

Greg
良いところを知ってるぞ

連れて行こう

Ruby
ありがとー!

Steven
わかった

これがルビーのためになるなら
ぼくも最後まで付き合うよ



Greg
西部劇の準備はできたか?


Ruby
着いた 放牧地か…

お前ならわかってくれるだろ
馬よ

Steven
ルビー! 馬がいるね

Amethyst
ちょっとならウマいこと
付き合ってやるよ

ハイヨー


Greg
どうだルビー
気分はカウボーイか?


Ruby
うん

うちは今まさにカウボーイだ

Steven
ビクビクして悪いんだけど

地図もないのに
迷っちゃわないかな?

Ruby
もう迷ってるさ

だから来たんだ
自分探しの旅に

Amethyst
行き止まりだぜ

Ruby
これを待ってた

茂みの後ろに何がある?

知るもんか!
サファイアがいないんだから

だから自分で確かめるんだ

Steven
わあ まずい

ルビー!

Ruby
すごい!
谷があるなんて思わなかった!

もう少しで落ちるとこだった…
それもウチの判断で!

ヒーハー!

独立だー!


Ruby Rider♪

ウチはルビーライダー

一人旅する

固い 一枚岩さ〜

ウチはルビーライダー

絆と別れ

泥と埃と危険がウチの家〜

ウチの隣にいる君の
態度は冷めていく

目があった 涙堪えた

もう一人で生きるのさ

Steven
ルビーってば
スッカリ 物にしてるね

Greg
そうだな 10分前にギターを
教えたばかりなのに

Steven
違うよ

この”孤独なカウボーイ”のこと

こんなルビー見たことなかったけど

凄く 幸せそうだ

Ruby♪

ウチは ルビーライダー
一人旅する

固い 一枚岩さ〜


いーはー


Steven
ねえ ルビー

Ruby
ん?

Steven
その もうサファイアと
合体しないって聞いた時

ぼく 怖かったんだ

なんだか
大切な人を失うみたいで

でも今日の楽しそうな君は
カウボーイがよく似合ってた

無理にガーネットに
引き戻そうとしてごめんね

Ruby
嘘 なんだ…

歌で歌ったことは…

真実じゃない

Steven
ええ!?


Ruby
その 今日はすごく楽しかったよ

最高だった!

でも 思っちゃうんだ

サファイアがいれば
もっと楽しかったのにってさ

サファイアとはずっと一緒にいた

あの子の笑顔は
ウチの笑顔だった

だからすごく寂しいんだ

情けないよな

一人になりたくて来たのに

ずっと彼女が好きなものや
欲しいもののことを考えてる

分かったよ

一人じゃ生きてけないんだ

Steven
情けなくなんてないよ

冒険に連れて来てくれたじゃない

今日の冒険は他でもない
君の体験だよ

途中 誰かのことを思ってもね

“孤独のラッソ”だってそうさ

寂しいと思ってるから
こういう名前なんだよ

“サリーが恋しいよ”

たしかに我が道を行く 
正真正銘のカウボーイだけど

彼にも愛する人がいるんだ


Ruby
もし自分で道を選べるなら

サファイアと一緒にいる事を
選びたいな

でもその前に
聞かなきゃいけないんだ

ウチは前と全く同じには戻りたくない

誰かにそう言われたから
一緒にいるなんて

そんなの間違ってる

Steven
待って こんなのはどう?



Sapphire
スティーブン!

ルビーは見つかったの?

Steven
外にいるよ

話があるんだって


Sapphire
ルビー!

ルビー 本当にごめんなさい

酷いことを言ってしまったわ

つまらないことで
貴女を拒絶してしまった

私が間違ってたの

Ruby
いや 君は正しい


ウチらが答えなんだって
誰かがそう言った

でもウチはもうそんなの信じない

君の口から
答えを聞くまでは

サファイア






ウチと結婚しないか?

Sapphire
え?

あなたと結婚?

Ruby
そうさ!

これなら離れていても二人一緒だ

今度はウチらの意志で
ガーネットになるのさ!

どう思う?

Sapphire
…もちろんよ

Ruby
いーはー!

Sapphire
ずっとその可愛いお顔に
キスしたかったのよ

Steven
わあああああ

amethyst
シーっ アタイさ

馬なんだ


[END]












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