Season5 Ep14 “ビッグ・ショー”
Sadie
“でもそれより”
“脳を食わせろ!”
Jenny
セイディ・キラーと容疑者達の
新曲でした
Sadie
今のどう
サワークリーム
Sour Cream
聞いてみよう
Buck
よう スティーブン
撮影はどうだ
Steven
いい感じ
Buck
どん底の始まりを
しっかり記録してくれ
俺たちはポップカルチャーに
これから旋風を巻きおこす
Jenny
そのでっかい靴箱で
本当に撮れてる?
Steven
パパの古いカメラだよ
最初の映像だから
画質も古い感じにしなきゃ
Sadie
もっとコーラス部分で
デスボイスをいれたいの
声を絞ればできる
Barbara
セイディ!
ちょっと手伝って…
おっと 今日は練習だったね
やあ 皆
together
こんにちは おばさん
Steven
やあ バーブ!
Barbara
あら 撮影中かい?
どこから
撮ってもらってもいいよ?
Sadie
ママ!
Barbara
わかってる
約束は守るよ
邪魔はしない
Sadie
いいの
今日はもう終わりだから
Barbara
私に構わなくていいよ
平気だから
年寄りだからね
耳が遠いのさ!
Sadie
わかった ありがと
Barbara
何だって? 聞こえないよ!
ご飯食べていくなら言いなよ
ほとんどチーズのサラダ
作ってあげる
Sadie
ありがと ママ
Greg
セイディが歌ってるって?
Steven
うん
Greg
こりゃいいな
Steven
ライブ見に来たら?
セイディの別の一面が見れるし…
Greg
なに?
Steven
あー
ライブ見に来たら!
Greg
なんだ?
Steven
ライブ見てよ!すごいんだ!
Sadie
♪昼間は普通の私たち
日が沈めば変貌するの
殺人鬼セイディ・キラーと
仲間のお尋ね者達に
怖がらないで
まだ昼だから
でももうすぐで
私達は
セイディ・キラー&サスペクツ
月が出ると
おかしな気分になるの
叫びたくなる
変わりたくなる
気をつけて
これから騒がしくなるわ
ステージも観客も
皆殺しよ
次はお前だ♪
Greg
わお すごかったぞ
セイディ いつもとは
全くの別人だな
Steven
そうだよ
セイディ・ミラーはもういない
セイディ・キラーになったんだ!
Sadie
なんていうか
自由になった気分
Greg
だろうな
コスチュームも
見てて楽しいしな
狼男が似合うぞ バック
Buck
魔女の猫だ
Jenny
衣装が安っぽいのは
分かってる
でもビッグになったら——
最高にイカした墓石を
買ってやるんだから
Sadie
随分先の話ね
まだ地下室で
ライブしてるだけだもの
Greg
皆そこから始めるのさ
音以外のこともやらなきゃな
会場の予約 グッズを作ったり
宣伝もだ
Steven
パパならどうやるか
全部知ってるよね!?
手伝ってあげなよ
Greg
待て
マネージャーってことか
Steven
うん!
Buck
あんたは俺に
全てを教えてくれた
きっと最高の
マネージャーになる
together
そうだよ
やって!
Greg
引き受けるぞ!
Sadie
ありがとう
ユニバースさん
Buck
今 俺たちのスターダムへの
道が始まった
そして仲間内での争いや
音楽性の違いから——
尊い感情の爆発と共に
いつかバラバラになるんだ
Greg
心配するな
そうはならんさ
Buck
ああ 残念だ
Greg
サンシャイン!
俺だ
ミスター・ユニバースだ
クラブで演奏するバンドを
まだ探してないか?
それなら聞いてくれ
すまん
電話越しじゃ聞きづらいな
メールで送るよ
だな
また掛けてくれ
Steven
今の誰?
Greg
サンシャイン・ジャスティス
古い音楽仲間さ
エンパイアシティに
会場を持ってる
お 返事が来た
“今まで聞いた中で
最悪の録音環境だ”
“曲は最高なのに残念だよ”
“機材も貸してやるから
ステージに立たせないかい”
ライブができるぞ!
すぐに返事を返そう
Steven
だね!だね!だね!
Greg
でかいステージだ
舞台にはなんだって置けるぞ
Sadie
霧の舞台装置って
高いんじゃない?
Greg
“霧の戦場”は最高の名機だ
どーんと行け!俺の奢りさ
Sour Cream
どーんとっていうのは
つまり…
ペンライトも
全色揃えていいのか
Greg
もっとだ! レーザーを使おう!
Sour Cream
レーザー!?
Jenny
速達便だよ!
Buck
こいつでこれからのショーを
やりのけて行こうぜ
Jenny
見て
together
わお いいね
Jenny
怖くて キマッてる
Sour Cream
“霧の戦場“に
レーザー!
それにバーブ!
Barbara
全部あんた宛だよ グレッグ
新しい洗車場でも建てるわけ?
Greg
全部セイディ・キラーと
容疑者達のためさ
Barbara
なに?
Greg
セイディのバンドだ
俺がマネージャー
Barbara
なんのことだい
あんたみたいな年寄りが
マネージャー?
Greg
たしかに老いぼれだが
そんなことで
ライブはできん 何せエン…
Sadie
小さな町でするの!
大したことじゃないわ
Barbara
”セイディ・キラーと容疑者達“
”ライブ・イン・エンパイアシ…“
娘がエンパイアシティでライブ!?
大したことだよ!!
なんてこった
楽器や運ぶものがあるなら
私が頼めば郵便車が
借りれるかも
許可がなくても借りるけどね!
行きがけのお菓子もいるね
それから…
Sadie
ママ! 話したでしょ!
Steven
セイディ…?
Sadie
バンドは私の事なの
力を借りずに自分だけでやりたい
Barbara
そうだね
私も見守らなきゃ
わかったよ
気をつけて
いいショーにするんだよ!
Sour Cream
プラグを入れろ
Buck
いくぜ
Sadie
ママは私の人生に
ずっと割り込んできた
本当に息苦しかった
でもセイディ・キラーに
なってみてわかった
これが私なんだって
でもまたママは
関わろうとしてる
Greg
そりゃ面白い
Sadie
なにも面白くないわ
イライラしてるのに!
Greg
違うんだ 俺の時は
親は猛反対だった
人生を
投げ出そうとしてるってな
一度もライブには来なかったし
聞こうともしてくれなかった
Sadie
そうなの
Greg
だから驚きだよ
ママが娘のバンドを喜ぶなんて
なんだか
見てて嬉しくてな
Sadie
そうよね
あなたが正しい
Jenny
セイディ・キラー
準備はいい?
Sadie
イエー!
Jenny
超ワクワクすんね!
私らの初ライブだよ!
together
いえー!
俺もだ
ステージだー!
Buck
熱狂最高ー
Greg
まだ車にカメラが6台ある
Jenny
ネクタイの結び方を知らない?
Sour Cream
親父が教えてくれないのか
毎日つけてるだろ
Buck
ありゃクリップ式だ
Steven
セイディ
どう? 緊張してる?
Sadie
ううん その
まだ準備中よ
Steven
たくさんきてるみたい
待って あれって
Sadie
ママ!?
あんな変装してまできて
わからないと思ってるの!?
バレバレじゃない!
Steven
セイディの衣装を
真似したのかも
Greg
よし皆 あと5分で出番だ
Sadie
♪もううんざりだった
意識は朦朧 目眩に怯えて
ある日ベッドから起きたら
こんなの信じられないわ
なぜ見えないの?
私が見えないの?
きっと私は
ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト…
わからないの!? 私はここよ
悪魔払いも 必要ないわ
追い出さないで
こっちを見てよ 今現れるから
私はここよ 分からないの?
私はここにいるの
何故見えないの?
私が見えないの?
きっと私は
幽霊なの…
向こう側から あなたを呼ぶわ♪
Greg
皆最高だったぞ!
Jenny
本当よね!
Sour Cream
セイディ
最後も上手かったぜ
Sadie
ねえマ…
Greg
サンシャイン・ジャスティス!
Sunshine
元気かい グレッグ
この子達どこで見つけたの
あんたの古臭い宇宙の
ステージみたいだった
今度こそ
客にウケたみたいだね
Greg
おいおい
Sunshine
冗談さ
あんたは時代の先を
行きすぎてたんだよ
でもセイディ・キラーと
容疑者達には
お客も大興奮だったさ
ほんとに大したもんだ
うちの会場ならいつでも使いな
Steven
今夜は最高だったよ
Sadie
ありがと
Steven
ロックスターになった気分は?
Sadie
変な感じ
いい気分だけど
ただママが来てるって
思い込んでた
ママが来たらいいかもって
思う自分がいてびっくり
かもというか
来て欲しかった
Steven
まだショーはあるよ
次のに呼んでみたら?
Sadie
ユニバースさん
次のライブを
ビーチシティでできる?
Greg
手配しよう
Steven
これで終わり
皆 見てくれてありがとう
[END]
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