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Welcome to 澁谷研究室!!【後編】

こんにちは!
今回も引き続き、アルゴリズムやアーキテクチャなど、情報処理の基礎的な科目を担当する澁谷 利行先生のご紹介です。

【学生時代の思い出を教えてください!】
 アストル・ピアソラって名前、聞いたことがありますか。アルゼンチンタンゴの巨匠でフィギュアスケートの使用曲やTVのCMとして、彼の作曲した音楽が頻繁に流れています。大学ではこのアルゼンチンタンゴ演奏サークルでコントラバス(ウッドベース)を弾いていました。つい最近創立71周年を迎えた伝統のあるサークルです。音楽的にはマイナーな分野ですが、今でも現役の学生さん達が伝統を引き継いでくれているのは嬉しい限りです。

 年1回のリサイタル、春・夏合宿などもいい思い出ですが、約1カ月におよぶ北海道への演奏旅行が一番の思い出です。学生じゃないと経験できないですよね。それから、よく聞かれますが、ダンスは踊れません。

【入学してくる学生に一言お願いします!】
 授業ではアルゴリズム、コンピュータアーキテクチャ、並列計算などの情報処理の基礎的な科目を担当します。その中でもアルゴリズムはプログラミングを行うために必要な論理的思考を身に着けるとともに、良いプログラムを効率的に開発するための考え方を学ぶ重要な科目だと考えています。良いプログラムとは何か、一緒に考えてみませんか。

 大学は専門的な知識を学ぶ場であることはもちろんですが、新しい経験をして、また、新しい人と出会う場でもあります。それらの社会経験を通して、視野を広げて欲しいと思っています。特に視野を広げて欲しい点は世の中には皆さんが思っている以上に、さまざまな企業や職業があるということです。おそらく皆さんが知っている企業は、日常利用している商品やサービスに直接関係する身近な企業だけだと思います。例えば鉄道会社の自動改札機。利用しているときは意識していないかも知れませんが、一瞬で利用した経路を認識し、金額を計算し、精算まで行うシステムを開発するにはIT関連も含めた多くの企業、職業の方がかかわっています。その中には、なかなか我々が知る機会は少ないのですが、素晴らしい企業が沢山あります。

 学校生活や社会経験を通して世の中には、さまざまな企業や職業があることを知り、それによって視野が広がり、皆さんの活躍の場がさらに広がることを期待しています。

澁谷先生、ありがとうございました!!