現場系新社会人(工場・生技・設計)におすすめする腕時計
新社会人の皆さん、おめでとう。とはいいません。めでたくないですね、労働。最悪です。最低です。労働とは最悪で最低です。
まずそこだけを覚えておいてください。
で、そんな最低最悪な労働者となった皆さん。まあ、1年目からたいそうな仕事をするわけではありません。たいそうな仕事をするんだ、と思いのお方、今すぐ考えを直してください。君にそんなたいそうな仕事は、まだできない。そして会社もそれを期待してはいないZO!
(なお1年目新人からたいそうな仕事をさせる会社はブラックですので仕事を覚え次第転職するのが吉です)
私は最低最悪の最底辺工場労働者(設計職兼何でも屋)ですが、最近時計にハマってきたこともあって(チープなものに限る)、このような記事を書こうと思います。
結論
結論から言います。
https://www.casio.com/jp/watches/casio/product.F-105W-1A/
CASIOのF-91W、F-84、F-105を買いましょう。
このうち前者2つは筆者が実際に使っていました。
最大のメリットは薄さです。機械の中に手を突っ込んだりするのに薄いのがよく、さらに薄いことで軽くなり、ものすごく「着けていて楽」な時計です。
また、とかく手が汚れるような場合でも手洗いでわざわざ外さず一緒に時計ごと洗える気軽さもこの時計の最大の魅力でしょう。
(クーラント油なところに手を突っ込むのも躊躇しなくていい時計…)
しかし、デメリットもあります。バンドの長さが若干短めです。そのため、腕が太いと少しきついかもしれません。
また、腕時計本体よりもバンドの耐用年数が短く(およそ2年から3年と考えてください)、バンド交換技術を習得しておくと良いでしょう。
バンドは18mmのバンドがAmazonやホームセンター(ただ、小さいホームセンターは最近売ってないところもあり)などで買うことが出来ます。ウレタンのものが良いでしょう。
バンドはバネ棒ではなくピンで止まっているため、このピンを抜く工具を購入する必要もありますが、かなり力が必要なため、ピンを抜く工具は力をかけても平気なものをおすすめします。
CASIOのF-91W等の電池は10年程度もっています(筆者の時計)ので、時計の電池交換の心配は殆どありませんが、10年以上経っても電池を交換しさえすれば十分使えますし、SDGsの観点からも皆さんぜひ電池交換もして末永く使いましょう。
え?時計屋に持っていく?それも良いですが、Youtubeなどで交換動画がたくさんありますから、自力で交換するのをおすすめしますよ。
機種によって機械構造が違いますので注意してください。(F-105はムーブメントをケースから取り出さなくても交換できるが、F-91WやF-84などは無理)
他にも…
やはり、デジタル時計よりもアナログがいいなあ、という人もいるかも知れません。
チープカシオならMQ-24とかいいですよね?という人もいるかも知れませんが、個人的にはあまり好きではないのです。理由は、少し小さい気がするんですよね、ケース径。
MQ-24はもっていませんが、MW-59は持っています。34mmケースはやはり小さい…
正直チプカシのアナログのやつでいいのはないかなぁ、とちょっと思っています。ただ、ケース径34mmはF-91W等のケース幅35mmと殆ど変わらないとことを書いておきます。
なので、私はCITIZENのQ&QシリーズのVS40シリーズをおすすめします。
(CITIZENで最低価格帯はFalconシリーズですが、その一つランクが上、と言ってもAmazon1333円台…あれっチプカシより安くね?)
VS40シリーズはケース直径が40mmあるので、標準的な大きさか、ちょっと大きめですね。この大きさと数字インデックス、そして針がしっかり分針の手前まで来ているので超見やすいです!
チープカシオのMW-240シリーズと違いは?というと、正直ムーブメントも同じなのでどちらかを選ぶなら盤面デザインとの相談でしょうか。
ただ、MW-240はアナログの分針が長くなく、分刻みの目盛りに針が届いてないので、鉄道時計のように「今何分だ!」とすぐに断言できないところはありますかね。
ただ、miyota2035のムーブメントは伊達ではありません。世界標準と言われてもおかしくないぐらいの完成されたムーブメント。精度も月差±20秒と控えめに書かれていますが、実際にそんなアホたれた精度のやつは早々居ません。
多分、ほとんどの方のmiyota2035シリーズの時計は月差+3~7秒程度に収まっているのではないでしょうか。正直月差10秒(大体日差+0.3秒)あるとハズレかなぁ?と個人的には思います。
正直VS40にもデメリットはあります。正直ケースが厚いですね。とはいえ、デジタル時計のような薄さを望むのは酷。風防もガラス(アクリル)が飛び出てるので傷つきやすいですが、まあ傷がついても自分で直せますから(結構簡単ですよ?ただ、最後のフィニッシュの研磨剤は選ぶ必要があります!)ガンガン傷つけていきましょう。最悪、もう一本買えばいいのでw
社会人たるもの電波時計のほうが良いのでは?
1分1秒が正確な社会人(なぜ機械式上位機種を持たないと恥だ!となるのか理解不能な工業系ワイ)だからこそ、電波時計が良いのでは?と思われる方も多いでしょう。
でも、今まで挙げた時計類は簡単に時刻を整斉できます。
なら、家に電波時計が1つぐらいあれば、腕時計なんてちょっとした一手間で(最大1分15秒ぐらいしかかからない)時刻合わせできるし、腕時計の電波受信って結構シビアなんですよね。うちの家では、腕時計の電波受信は結構難しいです。
特に、iPhoneなどで非接触式の充電装置が枕元に置かれていると、充電してそうな2時・4時(だいたい電波腕時計はこの時間の2回ぐらいしか受信しません。2時に時刻修正したら4時はしないのも多くあり。)にノイズが乗って受信しないとか多くあると思います。
それよりも、大型で電波の受信しやすい置き時計型の電波時刻修正状況が表示された置時計(デジタル・アナログ)を持っておき、1週間に2回ぐらい整斉するのが割と正確かもしれません。
ちょっと重要なのが電波時刻修正がされているかどうかの表示がある方が良いです。アナログ電波時計だとその機能がボタンを押したりして確認なので、この時計、正確?っていうのがよくわからないときがあります。
ちなみに、家にスマホ・パソコンしかない、電波時計もないという人は、スマホで会わせるのもいいですが、なんとなくスマホやパソコンの時計って不正確な感じなんですよね。(特にスマホ)
ネット回線があるのであれば、JST Clockであわせるのもいいかもしれませんね。
まあでも、電波腕時計のおすすめを挙げるとしたらどれですかね。チプカシ勢なんでやっぱりwave scepterとかQ&Qなんでしょう?と言われるかもしれません。
いやあ、ぶっちゃけいい時計ですよこれらも。時計としての性能は十分あります。合格点です。
でも個人的な好みだとREGUNOが好きかなぁ。まあ、スーツで行かんといかん時用~とか、打ち合わせ~とかで油にまみれたり汗に塗れるようなことがない限り使うことはありませんが。まあ、この時計をウレタンバンドに変えてガシガシ使ってみても面白いかもしれません。10気圧防水だしね。
ただ、デメリットもあってやっぱり重いです。電波時計。ソーラーが基本なのは電波受信に電力が消費されるので仕方ないのですが、REGUNOは樹脂ケースでもなく、アンテナなども重量に入ってくるのでしょうかね。どうしても重さはチプカシになれると感じてしまいます。
とまぁ、色々書きましたが結論は…
やっぱり上のチプカシのデジタルが、「工場系社会人一発目」のおすすめでしょうかね。まあ、3年4年すれば役職も上がったり違う仕事をしますから、そこで変えてもいいのではないでしょうか。
でも、私は職種は設計職にはなりましたけど、相変わらずチプカシだなぁ。軽いし楽だし時間合わせるのも手間がないし、時間合わせておけば正確だし…。
という駄文でございました。読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?