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加工後

高校生の声を聞いたというコラムを軽く読んだ。

それは、今どきの高校生は自分たちの写真を撮っても加工してSNSに載せたりしてしまうため、オモイデを振り返ると加工後の自分たちの顔しか載っていない、というものでした。

確かに、今は加工後しか載っていないのかもしれない。
加工前の写真をとっておけばよかったと後悔する、と書いてあった。

たしかに、加工アプリが流行りだしてからというもの、加工後の写真しか見ていない気もする、様々なモノの。

カメラの性能があがり、誰でもちょっとした写真は撮れるようになったが、それは果たしてオモイデの本当の顔なのか?

私は自撮りをすることがない。
というか、自撮りじゃなくても自分の顔を撮影する・してもらうことはないため、20年くらい自分の顔の写真はない。
プリクラも基本的に撮らないし、遺影は結婚式のときの写真でいいかななんてことも考えている。

写真加工はとても楽しいことだが、たしかに補正されたオモイデしか残らないかもしれない。
友達とわいわい加工していれば、それはそれでオモイデに残るのかもしれないが、どこか人工的・人為的である。

私は割りとアナログ人間なため、写真の加工が下手である。
しかし、だからこそ手元に残っている写真は、目で見たそのままの、オモイデの姿をしている。

果たして、加工前と加工後、どちらの方がオモイデになるのだろうか・・・

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ちびひめ
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