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青黒LO調整記~23年5月から24年11月~

お久しぶりです。赤サブのティボルトこと赤ティボです。

(たぶん)毎日投稿を始めたのが2022年の10月13日あたりなので、2年以上が経過したことになります。
ただただライブラリーアウト(以下LO)をプレイしているのを垂れ流ししているだけですが、登録者1500人を突破しました。
本当に感謝。この場を借りて御礼申し上げます。

https://www.youtube.com/channel/UCZ8Fplxm4hw3PI0qJWJ5skA

さて、今回は青黒LOについて微調整の部分を掲載します。
正直、ここ半年は負け続けてチケに余裕がないため、モダチャレ等も昨年に比べれば出ておらず、リーグ5-0ですら数回の実績になっていますが、それでも回してきたノウハウが少しは伝わればいいなと思い執筆いたします。
なお、有料設定してありますが、全文無料で読めます。
モチベーション向上のために購入・サポートいただけるととても喜びます。

自己紹介

改めまして、赤サブのティボルトこと、赤ティボと申します。
主にMagic Onlineでモダンを中心にプレイしており、たまに晴れる屋TCや関東近郊の店舗でイベントに参加しています。

実績としては、予選を勝ち抜いた8人が出場できる2023 Magic Online Champions Showcase Season 1に出場したり、プロツアー指輪物語に出場したりしました。
MOCSについては私が権利を獲得したせいで、他7人のリストが《忍耐》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》入りのLOに絶対負けないマンとなった超歪んだ環境になっています。どうしてこうなった…。

プロツアー指輪物語では、現地で殿堂プレイヤーに《書庫の罠》を貸してリスト使ってもらったり、モダンだけ勝って二日目に進出したり、LO三昧していました。
別記事もありますのでよろしければお読みください。

コミュニティ的には、ライブラリーアウト友の会に所属してます。
よく勘違いされますが、私は一般会員です。会長および副会長は別にいらっしゃいます。晴れトーークでも話したやべぇやつ(誉め言葉)です。

あと赤ティボ杯という大会を埼玉県草加市で年1回程度開催しています。
開催するときはX(旧Twitter)で告知しますのでご興味ある方はご参加ください。

青黒LOって何?

続いてはデッキについての紹介を。
LOは「ライブラリーにカードがないときにカードを引く場合、そのプレイヤーは敗北する」というルールを勝ち手段としたデッキです。
モダンの青黒LOやランタンコントロール、レガシーのペインターやヘルムヴォイドなどもLOを狙ったデッキとなります。
今回はモダンの青黒LOの紹介ということで、盤面を最低限コントロールしながら削る形のデッキです。

LOの強みとしては、ライフを攻めるという一般的な戦法の土俵で戦わないため、相手の練度が足りていない場合があり、格上の相手だとしても対等以上に戦える可能性があることでしょう。
わかりにくいですが、ラケット競技等で左利きが若干有利みたいなイメージ。
個人的には、プレイヤー(自分)が劣ってるんだから同じデッキ(土俵)で戦うよりは軸をずらした方が戦えるよねって。

あとは、《書庫の罠》がそろえば1ターン目にライブラリーを0枚にすることも可能なので、パチンコみたいな射幸心をくすぐるところも良いデッキなのかなと思います。

逆に弱みとしては、盤面に触りにくいため速いデッキに弱かったり、《忍耐》など、ついでにライブラリーを修復するカードが入ってると一気に勝率が下がります。
環境でLOが勝ち始めると《引き裂かれし永劫、エムラクール》や《忍耐》が流行る。仕方ないね。

リストの変更点

今回の執筆につきまして、リストはmtgtop8.comで抽出しました。
また、リストの画像についてはmtggoldfish.comから掲載しております。

一覧

(1)2023/5/14~モダチャレ10th~

赤黒想起全盛期

このリストはプロツアー指輪物語でも使用したリストです。
今回はこのリストから順に変更していった箇所や理由を記載していこうと思います。

(2)2023/7/8~モダチャレ16th~

《石の脳》版

変更点
 out《魂標ランタン》1枚(SB)
 in《石の脳》1枚(SB)
理由
 LOが目立ってきたため、対策の《忍耐》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》が多く採用されるようになってきました。
 続唱などのコンボデッキにも対応できると考え、墓地対策としての《魂標ランタン》の枠を変更しました。
 なお、この変更はプロツアー前に試していますが、動きがもっさりして感触がよくなかったので(1)のリストに戻して出場しています。

(3)2023/8/18~プレリミナリ3-1~

プロツアーからの反省

変更点
 out《石の脳》1枚(SB)
 in《罠の橋》1枚(SB)
理由
 プロツアー指輪物語で痛感した赤黒想起への対策不足。
 《コラガンの命令》などのアーティファクト対策がまだ少ない時期で、《罠の橋》が割られることが少なかったので変更しました。
 本番前に気づいていれば…。

(4)2023/12/12~プレリミナリ3-1~

《呪われたトーテム象》

変更点
 out《罠の橋》1枚(SB)
 in《呪われたトーテム象》1枚(SB)
理由
 12月4日の《激情》禁止によりヨーグモスが多くなってきた時期。
 起動型能力がどうしようもなく試しに《呪われたトーテム象》を採用してみました。
 なぜか《再利用の賢者》を持たれていることが多く、ヨーグモスの数も落ち着いてきたことから、12月中に(3)のリストに戻りました。

(5)2024/2/11~モダチャレ13th~

迷走期

変更点
 out《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》1枚
 in《定業》1枚
 out《取り除き》1枚(SB)
 in《長い別れ》1枚(SB)
 out《罠の橋》1枚(SB)
 in《滅び》1枚(SB)
 out《魂標ランタン》1枚(SB)
 in《エレヒの石》1枚(SB)
理由
 だいぶ迷走してます。
 ヨーグモスと赤黒想起の台頭により、《オークの弓使い》の遭遇率が上がり、カスケードも多く《忍耐》も多い環境でした。
 全体的にコストが重いデッキが多かったため《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》を減らし、《オークの弓使い》がいる状態でもキーカードにアクセスしやすいように《定業》を追加しました。
 カルロフ邸殺人事件からの《長い別れ》は、単純に《取り除き》の上位互換ですのでそのまま採用。
 全体除去枠の《罠の橋》も置物破壊が増えてきたことから《滅び》と散らし、ヨーグモスに効くかもと《魂標ランタン》を《エレヒの石》に変更しました。
 なお、《エレヒの石》については、墓地追放にマナがかかるのが問題外だったため、秒で抜きました。

(6)2024/2/19~プレリミナリ3-1~

力線ズー許すまじ

変更点
 out《湿った墓》1枚
 in《地下街の下水道》1枚
 out《定業》1枚
 in《不可思の一瞥》1枚
 out《エレヒの石》1枚(SB)
 in《虚無の呪文爆弾》1枚(SB)
 out《滅び》1枚(SB)
 in《冬眠》1枚(SB)

理由
 諜報ランドである《地底街の下水道》は、当初懐疑的だったのでこの辺りから採用し始めました。
 前回の変更点で試した《定業》ですが、テンポを遅くするくらいなら切削カードを増やした方がよさそうだったので、懐かしの《不可思の一瞥》を採用しました。
 同じく《エレヒの石》ですが、墓地追放にマナのかからない《虚無の呪文爆弾》を試しています。
 今回の変更で問題なのが《滅び》を《冬眠》にしたところ。
 時代は力線ズーとカスケードの全盛期で、2ターン目《ドラコの末裔》に対して無力すぎたのと、《滅び》では間に合わなかったり、カウンターを構えられたりしてしまうので、《冬眠》という選択肢になりました。

(7)2024/2/25~モダチャレ10th~

没入体験

変更点
 out《完成化した精神、ジェイス》1枚
 in《物語への没入》1枚

理由
 《忍耐》が多く入ってくると、こちらの切削枚数が足りないことがあります。
 《彼方の映像》や《完成化した精神、ジェイス》は、墓地に20枚以上ないとアドバンテージを得られませんが、《物語への没入》は唱えた時点でコストが軽減されるため、間に《忍耐》されても被害が少なく済みます。
 また、ヨーグモス、カスケード、赤黒想起が多い環境で、PWである《完成化した精神、ジェイス》の信用度が低かったため、入れ替えています。

(8)2024/3/9~モダチャレ6th~

墓地対策の迷走

変更点
 out《物語への没入》1枚
 in《彼方の映像》1枚
 out《虚無の呪文爆弾》1枚(SB)
 in《失われし者のランタン》1枚(SB)

理由
 《物語への没入》はコストが最低4マナなので、環境の速度についていくことができませんでした。
 そのため、ある程度のリスクを承知で《彼方の映像》に戻しました。
 《虚無の呪文爆弾》は一見するとドローと墓地掃除なのでお得に見えるのですが、《魂標ランタン》の出たときの1枚追放が欲しく感じたことが多々ありました。
 そこで、起動にマナがかかるものの《失われし者のランタン》を試してみようと考えました。

(9)2024/3/20~ラストチャンス2-3~

なんで2-3なんか載ってるんだ…

変更点
 out《失われし者のランタン》1枚(SB)
 in《魂標ランタン》1枚(SB)

理由
 《エレヒの石》のときに何を学んだのか。
 起動にマナがかかるのは重いので、結局は《魂標ランタン》が強いという確認でした。

(10)2024/4/27~モダチャレ2nd~

おかえりターシャ

変更点
 out《不可思の一瞥》1枚
 in《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》1枚

理由
 《暴力的な突発》が禁止となり、カスケードやリビングエンドといった続唱系のデッキが少なくなりました。
 あわせてコストの重いデッキも気持ち減ったので《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》を戻しました。

(11)2024/10/10~リーグ5-0~

飛んで10月

変更点
 out《殻船着の島》1枚
 in《セファリッドの円形競技場》1枚
 out《悪意の熟達》1枚
 in《墓所への乱入》1枚
 out《残響する真実》1枚
 in《不可思の一瞥》1枚
 out《墓所への乱入》1枚(SB)
 in《悪意の熟達》1枚(SB)
 out《冬眠》1枚(SB)
 in《魂なき看守》1枚(SB)

理由
 モダホラ3から《セファリッドの円形競技場》をイン。
 アウトしたのはタップインの《殻船着の島》。
 諜報ランドと合わせてタップインが多くなりすぎおり、エネルギーの高速環境についていけなかったのが原因です。
 また、赤白エネルギーに対してピン除去である《悪意の熟達》と《残響する真実》が弱いので、《墓所への乱入》のライフゲイン路線や、《不可思の一瞥》で先に削り切ることができるように変更しました。
 サイドの冬眠は、緑系のデッキが減ってきたため外して、ルビーストームなどに効く《魂なき看守》を採用しました。

終わりに

今載ってるリストで最新はこちらになります。

看守を夜に

このリストから《魂の裏切りの夜》を《食肉鉤虐殺事件》に変更したのが最新の試しているリストになっています。
エネルギー以外に対してはそれなりの勝率を維持できるようになってきたので、エネルギーが禁止になるか、エネルギーをしっかり対策できればいいのですが…。

10月以降の6戦以上やったデッキたち

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
よいLOを。

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