見出し画像

カジュアルLO使いがMOCSに出た話

こんばんは。赤サブのティボルトです。
今日の内容はタイトルの通り、先日のMOCSについて書きたいと思います。

とりあえず、内容に入る前に、MOCSを挟んでもピクリとも登録者の増えなかったチャンネルの宣伝を。
2022年10月頃から毎日投稿してるので見てね。

さて、今回も全文公開しておりますが、気が向いた方は購入、サポートしていただけると幸いです。

1 権利獲得

さて、まずは権利を獲得した経緯を。

私の場合、Modern Last Chanceで5-0して、Modern Showcase Qualifierの権利を得て、そこで優勝してMOCSの権利を得ました。

まずModern Last Chance。
「余ってるQP勿体ないし、とりあえず出とくか」くらいで、ワンチャンチケット貰えればいいなくらいの軽い認識でした。
そして、うっかり5-0してしまい焦ります。

「Modern Showcase Qualifier is 何?」

優しい優しいグリさんに教えてもらい、とりあえず賞品が豪華な招待制の大会ということがわかったものの、大きい大会で優勝経験のない自分にとっては、権利など全く意識するわけもありません。
ただ、念のために招待選手の予選で使っていたデッキを全部調べて、それっぽく微調整しました。
おおよそ独創力、カウンターモンキー、ハンマータイムに強い構成です。

そしてModern Showcase Qualifier。
早々に1敗して「タダで賞品貰えるんだし最後まで遊ぼう」と気持ちを切り替えそこから全勝。
スイス最終はバブルで相手(たしか全勝者)からのトスによりうっかりSEへ。
そしてなんやかんやで決勝へ。
当たった瞬間に、調査した中で唯一の緑トロンプレイヤー(修復無し)であったため、色んな感情が溢れてきました。
そして優勝。
繰り返しになりますが、大きな大会での優勝がなかった私にとって、初めての優勝でした。
録音していたので叫びたくなるのを必死に抑えました。
そしてプロツアーバルセロナの権利とともにMOCSの権利を獲得したのです。

2 調整

さて、権利獲得当時はMOCSやバルセロナのフォーマットが何かも知らないような状態でした。
そして困ったことに私はモダンのLOしか回せません。
とりあえず他のプレイヤーのデッキを調べましたが、私ほど一点集中突破なプレイヤーはおらず、皆さん幅広いフォーマットで色々なデッキを使っている強豪ばかりでした。

そんな強豪の中で結果を出すには、いつもの青黒LOではダメなのではないか?LO以外も握る必要があるのではないか?と思いました。
しかし、場違い感が漂うほどに無名プレイヤーであると自認していた私は、どうせマークされないだろうと思い、最終的に青黒LOに戻ってきたのです(反省点1)。
ちなみに試しに触ったデッキは、青白LO、ローナコンボ、バーン、ハンマー、独創力。
テスト用のアカウントには全カード触れる権限と十分なリーグ参加用PPがあったので、いつも使わないデッキを使ってリーグに入る日々。
下手糞すぎてほぼ全部のデッキで負け越しました。
ツイッターでは、他のデッキ練習しているアピールを混ぜつつ、毎日LO動画を上げるのを優先してしまったため、いつも通り青黒LOを回していました。

そしてリミテッドはヴィンテージキューブになったため、5月に実装されてからはひたすらドラフトをしました。楽しかったです(反省点2)。

3 MOCS

昼寝をし、栄養ドリンクも、夜食も用意。準備万端。
ひたすら運の良いわが子を弄り倒して運気を吸い上げ、いざ本番です。

(1)ドラフト

まず1パック目。
パワー9が…ない!
たしかキキジキをピックしたと思います。
そして数手したところでディスコードが賑わいます。
「リストが更新以前のものなんだが?(訳)」
あー、だから見たことないカードあったのか(無知)。
「ロータスピックしたのに!(訳)」
おぅ…。

それしてやり直しをすることに。
パワー9がなかった私にとっては朗報。
今度こそパワー9が…ない!(2回目)

たしか欠片の双子から入って、青赤双子を狙いました。(反省点3)
そして青の流れが悪いのと、白がいけそうなので白に浮気してジェスカイに行こうかと思いました。
が!白も取れなくなり、何していいかわからない!
ドラフト素人が極まってまいりました。

2パック目、3パック目もパワーは現れず。
そして3パック目に現れる思考停止…。
ストームも行けそうだったしもう少し早く会いたかったよ…ピック。

リストは多分公式に上がってると思うのですが、あまりにもアレで見るとドラフトが弱くなるレベルだと思うので見ない方が良いです。

そして対戦もボッコボコ。
なお、ペアリングは席順ではなくランダムとのことでした。
返しに勝てると思ったらテラストドンやゲドンで土地を割られまくり、やっとコンボを決めたと思ったらクリックミスして死亡。
「無限コンボは投了しなくてもいいってアナウンスされてたよね(訳)」
毎回結果報告は最速でした。

(2)モダン

さて、0-3したので下位確定。もう怖いものはない。
ペアリングはまたランダムからスタートとのことで、温情のフィーチャー。
運営の方も、ここまで見せ場がないと思っていなかった説があります。
さて、対戦相手は重い構成のハンマー。
対戦の様子は公式のTwitchを見ていただければと思いますが、めっちゃミスしました。
そして、独創力(エムラ)、感染(忍耐)にも負け。
0-3でモダンを終了し、トータル0-6と予想通り場違い感を露わにしたのでした。

4 反省

反省すべき点は産まれてきたことも含めて数多くありますが、ここではいくつかに絞ります。

(1)自身の評価を軽んじたこと

まず、他のプレイヤーと違って私はモダンLO専です。
ほぼ半数のプレイヤーと対戦するうちの一人がLOなら、そりゃあ忍耐もエムラも積むでしょう。
4勝すれば賞金が上がります。出場だけで満足してるような雑魚に居場所はないのです。

あと、思ったよりも赤サブのティボルトの知名度があった。
仮にもモダンLOの掲載数(たぶん)世界一なので、自己認識との乖離が大きかったです。

そんな中でいつもと同じ青黒LOで出たのは愚策でしかないですし、青白LOを乗りこなすまで練習しなかったのもよろしくない。
軸をずらして勝つためにLOを握ってるのに、バレてる青黒LOで格上に勝てると思ってたの?と、自問したところで、勝てるイメージが全然できていなかったことに気が付きます。
猛省。

(2)ドラフト遊んでたこと

文字通りドラフトを「遊んで」ました。
競技として取り組んでいない。ただ回しているだけ。
効率的に上達しようという気がない。
出場が決まった時点で下手なのはまだ良いとして、練習をしてないのに勝てるわけがない。
ちなみに、練習の仕方はわかってません。
LO友の会に所属しているとはいえ、普段はほぼぼっちプレイヤーなのでリミテは本当にわからない。
それでも教えてくれた方々はいるのですが、たぶんそれ以前の基礎ができてなさすぎて活かせなかった…。
猛省。

(3)双子コンボを狙ったこと

キューブドラフトを練習する中で、双子、白ビート、ストームLOについては少し勝てました。
今回は初手に欠片の双子があったため、慣れている双子に行こうと思ったのですが、欠点がいくつかありました。
一つはリスト公開性であること。
コンボを警戒して除去を合わせられるようになり、コンボ勝ちの可能性が低くなります。
二つ目は青に入ること。
青は強いので、競合することが多いと聞きます。
格上相手に下手なピックで割り込めるのか…。
実際途中でブレて酷いことになりました。
最後は操作が多いこと。
案の定、ミスクリックして負けました。
これらのことから、他の点数が低い白ビートやストームLOに行った方が良かったかなと思います。
まぁ、思考停止が入ってなかったらLO死ぬわけですが…。
猛省。

5 まとめ

さて、ここまで自己否定80%くらいでお送りいたしましたが、経験としてはとても楽しかったです。
ここまで違うのかという空気の違いや、次も出てみたいという意欲の向上に繋がりました。
本当に今回は運だけで勝ち上がってしまったので、次は実力もつけて改めてMOCSの舞台に立ちたいと思います。
また、プロツアーバルセロナもモダンと指輪物語リミテであるので、そちらも今回の反省を活かして頑張ります。
まずは飛行機とホテルとらなきゃ…。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?