令和の米騒動2
夏に「令和の米騒動」の記事を書いた。
秋になって新米の季節がやってきて、少し落ち着くか、と思っていたのであるが、本日、近所のJA直売所に行ってみると、たくさんの人が並んでいた。
スーパーなどでは、新米入荷がPOPで貼られ、物自体は割と充足してきたようであるが、値段が跳ね上がっている。
5㎏入りの白米で約3000円ほどの値がつけられていた。
びっくりである。
今日行った近所のJA直売所でも、30㎏入り玄米が約12,000円と夏にあった米騒動前の値段の40%ほどの値上げとなっている。
それでも並んでおかないと購入できないような状態である。
新米の時期になったとはいえ、米騒動には変わりないのではないか。
米は主食である。
パン食が増えて米の消費が減ってきたという報道もあったが、やはり一日に一回は米を食べないとなんだか落ち着かない。
日本人にとって米はソウルフードであり、切っても切れないものである。
その米の値段が上がっているのにも関わらず、対策を取っていない国や地方公共団体は何を考えているのかと思う。
備蓄米の放出を拒否する報道もあった。
夏にどこの民間に米があったのかしっかりと説明してもらいほどだ。
どこの小売店に行っても米は無かった。
もっとしっかりしてほしいものだ。
ここ数年、特にコロナ禍以降物の値上がりが激しい。
そのくせ、賃金が増える兆しはほとんどない。
税金は規定通り取られる。
生活が苦しくなるのは当たり前のことである。
これから選挙が行われるみたいであるが、一度きちんと考えて、うわべだけでなく、本当に自分達の生活を支えてくれる人を慎重に選んでいかないと大変なことになるのではないか、そう考える。