伊邪那岐命と伊邪那美命
伊邪那岐命と伊邪那美命は古事記の神代篇で最初の物語の核となる神さまです。
昨日取り上げた「口語訳 古事記【完全版】」は、今年の夏の私の課題図書として、じっくり向き合いましたが読めたのは、この古事記の第一部神代篇の其の一のみ。
この「第一部 其の一」のページ数は20ページもないくらいとても短いのに、注釈の内容が濃すぎてなかなか前に進めずに夏が終わってしまったという…。注釈が面白いのと注釈のおかげでより理解が深まるので読まないわけにはいかず。
それでも、この短い「第一部 神代篇 其の一」は面白かったです。そしてちょっと怖い。
伊邪那岐命と伊邪那美命がまぐわって「アメノトリフネ」という空を翔ける船の神様が誕生した話なんて、SFじゃないかーっ!と興奮してしまったし。
最終的に、伊邪那岐命が単独(単性生殖)で天照大御神を産み出すというストーリーが、すべて細かく読んだからこその納得感に繋がったのは、自分でも驚いた。
古事記、侮れない。
個人的には、天照大御神や素戔嗚尊が活躍する「第一部 神代篇 其のニ」は10月の神無月に読むのが味わい深いなと思っていて、10月がくるのを楽しみに待っているところです(けして言い訳ではない、よ)。
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