甲状腺がん:伊藤病院の再診へ
甲状腺専門病院である伊藤病院で初めての再診。
前回受けた検査の結果説明になるだろうから「始発で行かなくてもいいのでは?」と8時の受付開始に間に合うように向かった。
再診の流れ
今回は自分で「受付くん」という機械に診察券を通す。受付番号は160番代。
日によってバラつきはあるだろうけれど、今日より30分早く着いた前回と比べて、倍近く後の番号になっているから驚き。
希望の先生をお願いしてみた
今後の治療方針が決まる日になるとわかっていたので、念には念をと院長先生をお願いしてみた。
2階にある外来中央と呼ばれる受付が8時15分に開くので、希望の先生を伝えるだけ。同じく先生を指名したい人たちが並んでいる。
院長先生の診察室の番号を伝えられ「その前で待っていてください」とのことだった。
待っている間、この専門病院にたどり着けたことに安堵して(?)なのか言語化が難しいけれど、突然涙が出てきてしまった。初診では泣かなかったのになあ。
それでも先生の前では泣きたくないと、必死に感情を静めた。
そして、診察
「院長先生だ…」と思ったのも束の間。「気になるところがある」とのことで、その分野に詳しいという先生に変更になった。
けれど、わたしの症状に関して院長先生が指名した先生であり、実際にその分野に関する論文を書かれている先生だったので納得感があった。
肝心の診察では
・残した片葉に結節があること
・経過観察になること
・血液検査の結果、甲状腺ホルモン剤「チラージン」を服用する必要があること
・将来、橋本病になる可能性があること
・気をつけるべき食材、気にしなくていい食材
と、盛りだくさん。総合病院では指摘されなかった所見もあったけれど、どれも詳しく説明してくれて、わかりやすかった。
そして、やはりどれも紙でもらえる。
今日もらった紙
・担当医、診察内容、次回の来院間隔が書かれたもの
・血液検査の結果と項目の説明書き
・チラージンの説明書き
・橋本病の説明書き
ここのところずっと「全摘か、経過観察か」について考えたり調べたりしていたので「経過観察」という診断に、自分なりの視点で質問もできた。後から「あの時、全摘しておけばよかった」と後悔した時にはもう遅い、なんてことにならないように。
再診にかかった時間
予想していた通り、検査の結果と今後の治療方針を聞くのみ。初診の時もそうだったけれど、診察や検査を終えて1階に降りると、もう会計できるようになっている。
会計を済ませて、院内処方の薬も待つことなく受け取れて、病院を出たのは10時半だった。
次は3ヶ月後にまたチラージンをもらいに行く。
経過観察のエコーは1年後だそう。