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砕け、ジャイアントロボ! #1 MODEROID Giant Robo
1.はじめに
グッドスマイルカンパニーより2022年10月に販売されたMODEROIDジャイアントロボを作ってみました。
本キットは、アニメ『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』に登場しているGR1(以下ロボ)をキット化したものです。原作は、横山光輝が『週刊少年サンデー』に1967年5月から1968年3月まで連載していた漫画です。連載が始まってすぐにNET系で特撮テレビ番組が放送されました(1967年10月11日~1968年4月1日)。この時のロボは例の『マッ!』に濁音の付く声を発する着ぐるみでした。残念ながら私の家はエリア外だったのでリアルタイムでの放映は見ることができませんでしたが、主題歌は覚えています。
25年の時を経て、今川泰宏監督の手により1992年から1998年に全7話のOVAとして制作されたのが、『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』です。「伊賀の影丸」「魔法使いサリー」「バビル2世」「三国志」などなど横山作品のキャラクターが総動員されている壮大なスケールを持つ作品です。ストーリーも大きく変えられ、何よりロボが原作のフォルムを残したまま、より強くより迫力ある姿で描かれています。
このロボが全高24㎝という大きさで(アニメ設定では全高30mなので1/125スケール)キット化されたのですから、これは買わないわけにはいきません。金剛型3隻を作る予定でしたが、即購入即組立に取り掛かりました。
2.パーツ確認
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各部のパーツを切り離していきました。頭部のスフィンクスを思わせる部分は青と赤に分かれていましたが、分かれ目部分が、後でマスキングして塗分けるには、やや難しく思えました。また、額には金色の別パーツが用意されています。頭部だけ筆塗りになりそうです。
肩・腕部、脚部及び胸部は、青色の本体、オリーブ色か黒色の関節部及び赤色のリングやベルト部等のパーツから構成されています。また、胸部には4門の黒色の砲が装備されています。
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腰部は販売当時「どうやって金型が組まれているんだろう?」と話題となった一体成型の大きなパーツとなっています。
背中に装備する2基のロケットは主に黒いパーツで構成されています。ロケットの右側はロケットランチャーあるいはミサイルとして変形が可能です。
手のひらはグー手パー手とランチャー発射ポーズとなるものが用意されています。また、白いパーツの1/20スケールの草間少年と銀鈴小姐のフィギュアも付属しています(多分作らないと思うけど)。なぜか銀鈴のランナーにロボと同スケールの小型の草間少年も付いています(多分使わないと思うけど)。
3.組立
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仮組をしていきましたが、はめ込みにかなり苦労しました。力を入れすぎて2箇所ほどはめ込み部を折ってしましました。
シリコングリースは必須です。場合によっては受け部分の穴を広げる必要があります。
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切り出し部のやすり掛け、関節の潤滑化で少し時間を取られましたが、朝から初めて昼前に仮組までこぎつけました。
大きいです。ロケットや肩のほうが頭の上にくるので、全高は24㎝を超えています。
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