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砕け、ジャイアントロボ! #2 MODEROID Giant Robo
4.パーツの修正
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頭部から脚部までかなりの部分に合わせ目消しの必要がありそうです。必要箇所を矢印で示しました(左右同じ箇所は省略しています)。普段は艦船しか作っていないので、こんなに大きなパーツの合わせ目は消したことがありません。うまくいきますでしょうか。
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スケールモデルのように写真や図面がないので、OVAをキャプチャーして、各部を確認した結果、いくつか修正が必要な箇所を見つけました。
一番目立つのは、腕輪と脚輪のリベットモールドです(左上)。パーツを金型から抜く形状からか、リベットが丸状でなく滴状(A)となってしまっています。2つのパーツを合わせて一つの輪を作りますが、1つのパーツに滴状のモールドは4個あるので片腕で8個、両腕なので×2の16個、さらに脚にも同様に16個、合わせて32個のモールドを丸く修正しました(B)。
背中の排気パイプ類の排気口は家紋の「丸に一つ引き」のような形状(C)ですが、開口していません。すべて開口して(D)あとから「一つ引き」部分を追加しました(右上)。
ロケット部分の排気口(E)や腰の砲身(F)も開口しました(左右下段)。口径から換算すると20㎝くらいなので重巡並みの砲が4門ということになります。
5.塗装
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艦船を作っているとパーツの真ん中に合わせ目は多々ありますが、接着面は短いものです。艦底の貼り合わせ部分は長くなりますが、ここは色の塗分けがあるので誤魔化しが効きます。これだけの長さの面の中央の合わせ目部分の修正は初めてなので、サフを噴いた後に、必要な修正を加えていきました(左上)。
胸のハッチ、肩の開閉ベルト、腕輪と脚輪は赤色なので、水性のブラウンとレッドを1:2くらいで混ぜた物を噴いたのですが(右上)、これが失敗でした。曲面のある輪がフラットベースを加えたにも拘らず、光沢を持ってしまいましたのです。
本体主要部分のブルーグレーは、ヴィットリオ・ヴェネト級の甲板用に調整したニュートラルグレーに青を混ぜたものです。
関節部分はロボット兵で使ったカーキを噴きました。指の関節部分は筆塗りでカーキを塗りました。この塗料、ミリタリーミニチュアやってた頃のRevell時代の瓶をまだ使っています(B)。
しかし、塗料の消費ペースの速さには驚きました。重ね塗りをするとあっという間に継ぎ足しが必要になりました。艦船ではこんなに使わないので勉強になります。
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ロケットバズーカにする際に見えてくる部分(A)は軍艦色で、他のロケットやバックパック部分は黒鉄色で塗りました。
首周りのパーツはあらかじめ金色が塗られていましたが(#1 Pic.2-2 フィギュアのパーツ参照)、ロケットバズーカの基部パーツ(B)は、黒のままだったので、マッキーの金色を塗りました。
6.一応完成
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目のシールが付属しているのですが、まだ顔の修正が必要になるかと思うので取っておいて、瞳を黒のマーカーで書き込んで「砕け!」のポージングをさせてみました。とにかく高さがあるので照明が当て辛い!腕輪がテカテカに光ってしまっています。背景を含めて撮影にはもっとちゃんとした環境が必要なようです。
ロケットランチャーの発射ポーズなどを取らせるためには、ランチャー部に少し手を加える必要がありそうです。OVAでは、肩や胸から小型ミサイルを発射するシーンもあるので、武装をもっと充実させたいのですが、取り敢えずこれで完成としました。
2022年11月26日制作開始 2022年12月27日完成
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