プロットメモ01
船で島に渡る男の話を考える。
島、というより、国か。
外国には船で渡ることはできるのだろうか。
日本でも、東京から北九州、大洗から苫小牧など、長距離の海をフェリーで渡ることができる。
海外に行く船の便というのはあまり聞いたことがない。
せいぜい、横浜の港から世界一周などをする豪華客船が出航する、というイメージくらいだ。
調べてみると、横浜だけでなく、東京羽田からも外国船クルーズの便は出ているようだ。オセアニア、ニュージーランド、ハワイ諸島、南太平洋。安いコースだと40万~60万くらいの便もある。
旅行コースに船の名前なども書かれているから、どういう内装なのかもある程度は見ることができる。ありがたい。
そういえば、船旅が舞台となっている映画や物語というのは、有名なものが何かあっただろうか。
『タイタニック』がまずそうだろう。
その他には、『ナイル殺人事件』なども、豪華客船とまでは言えないが該当するかもしれない。
その他にも、『海の上のピアニスト』などは大西洋を往復する豪華客船で人生を送っている男が主人公だ。
聞くところによると、『ザ・グリード』という映画も豪華客船でモンスターと戦う話であるというし、『逆転のトライアングル』という映画はカンヌでパルムドールを受賞しているらしい。ちょっと気になる。
豪華客船について、もう少し解像度を高くしておきたい気持ちがあるが、物語の重要性として、船の上でどういう話を展開させるか、そこが一番の問題だ。
船はいわば密室なので、殺人事件などのミステリなどにもできるし、攻防戦や逃走劇を描くサスペンスやスリラーにすることもできる。つまり、ここで 何を描きたいのかによって、色々な選択肢を選ぶことができるだろう。
個人的には、単なるスリラーよりも、超人バトルのようなトンデモ系の話にもしてみたい。
そういえば、韓国の『オオカミ狩り』という映画がまさに血みどろでそんな展開のお話だった。あれと同様の話にはしたくないが、あれくらい自由でやりたい放題な映画だったら楽しいだろう。
はてさて、どうしたものか。