公開レシピ◎日本で手に入る食材で作る簡単マンサフ(チキンバージョン)
レバンジャミードも使い切ってしまった。仕入れに行けるのはいつになるのだろうか?なんて嘆いている場合じゃない。
ないならあるもので再現してみようじゃないの!
日本のスーパーマーケットで手に入る材料で作るマンサフ。
マンサフって食べたらその日は仕事にならない、もう何も食べなくていい!
それくらい満足満腹のヘビーフード!
独特のクセのある感じが病みつきになる!
アラブ人だったら嫌いな人はいないはずのスペシャルファッティーフードです。
このお料理にはじゃミードが欠かせない!ジャミードとは石みたいなヨーグルト。
本当に石みたいなの。石灰みたい。ずた袋に山盛りが入ってるのがあった。あれ何?と思っていたのは何年前のことかしら?
ジャミードが中々手に入らない日本なら、普通のヨーグルトを使ってスパイス効かせて
パレスチナを思いながら外出自粛期間を楽しんだっていいじゃない?本当のお楽しみはアフターコロナにパレスチナに行ってから◎
◎レシピ◎
◎材料◎
ヨーグルト 1パック
鶏肉 500g
玉ねぎ 大1つ
バター(ギーがあればなお良し!) 大さじ2
カルダモン 3粒
シナモン スティック1本・パウダー大さじ1
ブラックペッパー 5〜7粒
クミン 小さじ1
コリアンダー 小さじ1
オールスパイス 小さじ1
塩 大さじ1
水 1カップ
ご飯
ターメリック
バター
飾り付け用
パセリのみじん切り
下準備用
小麦粉とレモン 適量
◎事前準備◎
鶏肉をレモン汁と小麦粉を振りかけて水洗いする。(臭い取り)
>日本では洗わない方がいいとされていますが、現地ではいつもこれをやっています)>>ですので省略可
◎作り方◎
フライパンを温めバターを投入し粗みじん切りにした玉ねぎを透明になるまで炒める。
鶏肉とスパイスを投入し肉の外側の色が変わるまで火を通す。
水を入れて煮込む。
灰汁を掬う。
ヨーグルトを入れる。
塩を入れて味を整える。
冷やご飯を水で洗ってパラパラにする。
フライパンにバターを投入し溶けたところにご飯を入れてターメリックで色づけする。
家にサフランがあれば、サフランライスの方がなおよし!
ご飯をお皿に盛ってその上に肉を乗せてパセリを散らす。
ヨーグルトスープは別の器に盛る。
なんちゃってマンサフの出来上がり。
ちょっと塩辛いかな?くらいが現地っぽく、シナモンが効いている方がジャミードを使っていないパンチのなさを補ってくれます。
早くパレスチナに行きたい、みんなと会いたい、だから今は #StayHome
最後に
自分の好きなパレスチナ、その土地・文化を知って欲しい、広まって欲しい、という気持ちでいつも基本的には無料公開にしています。
その気持ちは今も変わりありません。爆発的に読まれるジャンルではないことも知っています。パレスチナは紛争地だけではありません。そこに息づく文化や風土があります。あらゆる意味でここは世界の縮図と言えます。
この仕事をこれからも続けたい、私がやらないといけない仕事、私にしか出来ない仕事だと思っています。フィジカルなイベントが開催が出来ない今、私にとってインターネット上だけが情報発信元として動ける場所です。
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