『優しさ』とは想像力のその先にある
私の尊敬する大好きなお友達がSNSにポストしてた。
人道業界で長く仕事をしていますが、世界の厳しい場所で危機に直面したとき、人間の想像力と思いやりが大事なことに気づきました。
わたしがまさに感じていたこと。想像力の欠如が不幸をもたらす。
人を傷つけるのも想像力の欠如に起因しているのは間違いないだろう。
我々は考えることをやめたのか?
答えのない答えを探し続ける、それが考えることじゃないかと最近は思っていた。Google先生に聞いても教えてくれないこと。逡巡するということを避けていなかったか?
考える葦だったわたしがただの葦になってはダメ!って思った。
私たちはとても弱い。本当に弱い生き物なの。暑いのが嫌いで寒いのが嫌い。三度三度ご飯も食べたいし、お腹が空くのも嫌い。綺麗な水じゃなきゃおなか痛くなる。
だから協力し合う社会性のある動物になった・・・はず。
だから考える。考えて行動に移す。
美恵子さんと話した。
そう、この著者であるガリコ美恵子さん。わたしがエルサレムにいる日本人で一番心を開いていて、信頼する人。考え方の多少の違いはもちろんある。だけど、美恵子さんのパレスチナ人に寄り添う姿勢とか優しさとか尊敬と共感で溢れる。芯の部分が同じなんだってすぐわかった。それ以来思うことがあると話をしたりする。
勉強するだけで何か他人事って感じてやり過ごすのが嫌なんです。
二度とそんな風に思うために時間をむだづかいしないと心に誓ったよ
そっか。
そんなこと思う必要ないやん。わたしはわたしのやり方で発信して心を寄せてやっていけばいいだけの話やん。
そんなことを考えていたら、パレスチナで一緒にイベントをしているIzzがInstagramで
AZUSA WE MISS U IN PALESTINE
とコメント入りの写真をストーリーズで。
そうだ、わたしはみんなが一緒にいるから心を寄せて共に考え泣いて怒ってしているんだ。
事実は小説よりも奇なり
という言葉があるように現実は厳しい。
死ぬこと以外かすり傷、どころか
生きてるだけで致命傷
ってくらい大変。だからこそ、発信したい、他人事、傍観者ではなくて心を寄せて一緒に考えたい。そしてその先を。
仲良くしてもらっているお友達(とわたしは思っている!)でジャーナリストの久保田さんもnoteをしています。
そして最近はYouTubeも頻繁に更新!
わたしはジャーナリストではないけれど伝えたい気持ちの奥底にあるものはきっと同じだと思っている。
傍観者ではなく当事者の一人として。
想像することのその先に優しさはある。
愛の反対は無関心。知ること、知ったこと、人を想像する、その先には思いやりと優しさのある行動が生まれる。