ヨーグルトとチーズの間で
今、サークル内でジャミードを作っています。
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ジャミードとは乾燥ヨーグルトで中東のベドウィンの人たちの食べ物と言われていて、パレスチナでもシューシュバラックやマンサフとかスープにするのに使います。わたしはクーサマハシでも使うのが好きです。
そのために牛乳を買いました。福岡在住の私は九州産です。
普段、ミルクを飲まない私はジャミードづくりでは牛乳が余りました。（元々牛乳が嫌い！！）
そうだ！カフェバグダッドさんがラバネを作ってた！
△この記事を思い出したのです！岩手が酪農の地って知らなかったです！
あとはもう、やるだけ！しのごの言わずにやってみよう！
私の手元にはヨーグルトがない。なので牛乳をヨーグルトにするところから始まります。
作ってみる◎
せっかくなので身近な野草から酵母を起こします。
人肌程度に温めた牛乳に酵母を適量入れて混ぜます。
あとは常温で放置です！怠け者の私向です。
毎日１回はかき混ぜることにしました。
３日目だいぶ固まりました。どれくらいかと言うと、おぼろ豆腐くらいです。
これくらい固まったら普通のヨーグルトとしても食べられます。匂いも私の苦手の乳臭い感じは消えて酸味のあるなんとも言えない発酵臭がします。
今回はラバネなので水切りをしていきます。
晒しとかキッチンペーパーとかそれぞれの家にあるそういった類いのものを利用します。
分離される水はホエー（乳清）といって栄養があるそうですよ。水溶性のタンパク質たっぷりです。
一晩水切りをします。
翌朝にはクリームチーズより硬めの白い固形物ができています。
４００ccの牛乳からたったこれだけです。１スクープくらいです。
でもこってりしているので一人暮らしの私には一週間くらいはいけるかもしれませんね。
このままオリーブオイルをかけて（脂質にオイル！）パンにつけて食べるもよし！
今回はちょっとおめかししてみました。
スマック（赤・左）とザータル（緑・右）です。
カフェバグダッドさんはディルと混ぜてましたね。私も次回はディルを入手してやってみたいです。
２０１８年ゴラン高原に行きました。ドルーズ派の人たちの住むマジダルシャムス村です。元はシリアだったこの場所はイスラエル占領下にありますがテルアビブや他の地とは少し違った雰囲気でした。ゴラン高原、私は大好きです。
ホームステイをしてパン作りをお手伝い（邪魔だったかも）して薄いパンにこのラバネを塗ってクルクル巻いてラップサンドみたいにしました。
日本でも簡単に手に入る牛乳で中東の味。
身近な食材で自宅にいながら旅をする。
文化は違うけど、それは連なっていると感じられる。
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