匂い、感触、そして音
先週木曜日に大学で受講していたアラビア語初級が終了した。
担当教授の先生のアラビア語レクチャーから感じられるアラブ愛やイスラム世界への誤解に関する解説は本当に勉強になり、あとはわたしの努力次第とつくづく感じる。受け入れて下さった先生はじめ、研究室のみんなには心から感謝したい。
このクラスは今後文献を読むための導入となるため文法がメインの授業だったのだが最後の授業の最後の10分、数字と街で聞くアラビア語の話となった。
先生の発する数字にわたしはパレスチナのスークを思い出した。一瞬にしてパレスチナの特に大好きなナブルスの旧市街入り口リヤカーをひくおじさんたちの発する声、空、雑踏に心があった。懐かしさに思わず微笑みそして郷愁に涙しそうになった。
音には強い力がある
意識せずに聞いていた音、その音は言葉なのだがアラビア語話者ではないわたしにはただの音。その音が一気にわたしを引き込んでいった。教室がパレスチナになった。斜め前の女子大生は居眠りしていたけれど。
例えば匂い、例えば音楽、五感はあらゆる時代、場所へと連れて行ってくれる。
以下告知◎
キャッチパレスチナ 喫茶ひるげつ
日時7月25日12時〜
パレスチナランチを楽しむ会です。
キャッチパレスチナ 沖縄読谷りゅう
日時8月4日18時〜
パレスチナ料理・動画・写真・音楽・お話
五感をフル活用します。
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