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発信することの重要性とその力。Crime Minister運動とイスラエルのヨルダン渓谷併合計画反対運動を見て感じて考えたこと。
この1、2年、政治に興味がなかった人も香港のデモを見て何かを感じ、コロナ禍で日本の政治に思うことがあると感じたり、差別問題、色んなことがきっかけで政治に興味を持ち出した人もいるのではないでしょうか?
政治とは
あらゆる人がちゃんと生きていけるためにある
私はずっと頑張らない人が好きではなかった、
つべこべ言わずに頑張れよ!
って思っていた。
父曰く、
世の中には色んな人がいる。頑張ろうって頑張れる人、成功する人、失敗する人、失敗から何かを得る人、頑張りたくても頑張れない人、頑張ろうとも思えない人、などなどなど。みんな同じように生きていく権利がある。自分の成功体験だけを価値基準にするのは危険です。
そんなみんなが生きられるためにあるのが政治
機能してるかしていないかは別として・・・・
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イスラエルではパレスチナ特にヨルダン渓谷の併合が行われようとしている。ヨルダン渓谷にあるパレスチナ人の村が破壊されて入植地が建ったり、ユダヤ人専用道路ができたりする計画だ。端的に言えば、とにかく既成事実を作って国を奪い取るような話。
7/1、イスラエル首相はパレスチナの広範な土地を併合する計画です。欧州評議会、ジョセップ・ボレル氏(EU外務上級代表)、ハイコ・マース氏(独外務大臣)、仏外務大臣は再考を促すことができます。これら関係者に働きかけましょう!#PalestineMustLive #StopAnnexation https://t.co/mEI6PrPiMC
— azusa Sugar #パレスチナ料理研究家 #StayHome (@granat140) June 26, 2020
イスラエル内にももちろん反対している人います。
併合。イスラエルのティーンも反対しています、日本の私も反対です。わたしの大好きな街と人を壊さないで。Israeli teens to Netanyahu: ‘Stop annexation as soon as possible’ https://t.co/uuoqyU5G7f
— azusa Sugar #パレスチナ料理研究家 #StayHome (@granat140) June 27, 2020
ヨルダン渓谷って一体どんなところ?と想像難しい人(きっとそっちが大半)はヨルダン渓谷の小さなベドウィンの村、ハーンアルアフマルの動画をどうぞ。
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金曜日にはエルサレムで反対集会があった。Crime Minister運動
イスラエル国旗を持つ人たち。多くの人が集まった。イスラエルではコロナウイルスの第二波が懸念されているような状態。それでも彼らはビビ・ネタニヤフの辞任を求めている。民主主義を求めている。
この中で併合反対を謳っている人もいる。併合反対する人たちもネタニヤフの辞任を求めている(ここまでは一緒)+併合反対もここで声高に言う。
そう、イスラエルでは占領のこと併合のことを知らない人もいるのだ。
それは彼らが無知であると言うよりも、その話に中々アクセスしにくい環境、教育、徴兵による恐怖洗脳というのが起因していると思われる。
イスラエルの歴史家、イランパペは自身の研究としてイスラエル建国時「パレスチナ難民は自発的に国を去ったのではなく追放された」という主張をし、シオニスト運動に批判的な立場を取る。結果・・・イスラエルにいられなくなった。健全な主張や議論ができないのだ。それで民主主義と言えるのか?
イランパペの著書は日本語訳も出版されている。
人々はエルサレムの首相官邸前のこの場所に来てネタニヤフの辞任を求め、今自分の国で行われている蛮行を知る、感じる、考える、反対する。
そんな連鎖も起きている。
エルサレムの友人はこう教えてくれた。
このCrime Minister の運動の大きなポイントは、色んな人が参加して会話し、見聞を皆が広めたことです。
その場所に行って自分で見て感じて一次情報を得ることは難しい。だからと言ってテレビや新聞で報道されていることだけをそっくり表面の言葉だけをわかった気になってはいないだろうか?
発信ー考える
発信することの重要性はもちろんわかっていたけれど、首相官邸前で占領・併合の状況を知って今まで知らなかった、または無関心だった人が知ることで考える、そして非人道的な政府の行いに反対をする!
これが発信の力なんだと改めて感じた。
noteの深津さんの記事、多くの人が読まれたと思う。今一度紹介したい。
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」は、この程度の災害では揺るぎません。戦争が起きようが、ミサイルが落ちようが、ゾンビが発生しようが、ゴジラが襲来しようが、その時代のクリエイターの可能性を最大化すること。それが私たちの使命です。
表層の騒ぎに右往左往することなく、常に本質的なことを追求する。「この時代、クリエイターが必要としていることは何か」を考え、実行し続けましょう。
抗うことのできない監視社会になる前に発信を続けよう!
発信できる場所を提供してくれるnoteありがとう。
物事はシャボン玉
そんなことをいつも思っている。立場が違えば見え方も違う。日が当たるところ、影になるところ、同じ球なのに色も違う。
表面の言葉の奥深くにある真実は何か?疑問を持って探って生きたい。
コロナ禍にあって多くの人が大変な状況にあります。はっきり言って他国のことどころか、お隣さんのことだって構っていられない状況だと思います。
今世界で起きていることはわたしたちの生活に無関係ではない。それだけは言える。
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