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BLとLGBTQ +コンテンツの違い
私の中で、BLとLGBTQ +コンテンツは異なっている。
ヤオイ時代の先輩方には敵わないまでも、BLの発展を見届けてきた一人の人間として思うところがある。
◉BL
BLは「少女漫画」である。
多くの場合、女性によって女性のために描かれた作品なので、女性の性幻想が描かれたもの。
BLに登場する男性キャラクターたちは、厳密には男性ではない。彼らは見た目は男性のように見えるけれど、別の生き物なのである。
キャラクターのセクシュアリティはゲイではなく、バイセクシュアルなことも比較的多いのも特徴かと思う。
◉LGBTQ +コンテンツ
LGBTQ +コンテンツは、LGBTQ +の人物を描く作品。
ドラマ『HEARTSTOPPER』(2022~)などはこれに該当すると思います。
もちろん、例外やこれらの間みたいな作品もあると思います。
私はジェンダーを二元論で分けること自体に反対、という立場です。
ただ、現時点で私は「女性」についてよりよく知っているので、女性目線での語りになってしまうのですが、
「少女漫画」は昔から、性のタブーなんてお構いなしに、いろんな性や愛を描いてきました。
女性って、常に世の中から「タブー」とされるものを平気で越えてきているし、それらを愛でてきたんですね。
女性自体が、LGBTQ +自体が、世の中から「タブー」視されていたわけですから。
それなら、タブーなんて私たちには最初から無いようなものですよね。
さてこれからは、さらに男性たちの中からもタブーがなくなっていくでしょう。
BLコンテンツやLGBTQ +コンテンツがもっともっと作られ、増えていくことを願って。あ、流れ星!