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SNSって、言葉って、、

忙しさにかまけて身体のケアを怠って、バキバキの身体がなかなか治ってくれません。こんにちは、Threebread店主です。

SNSの文章って気を遣いますよね。
炎上を恐れているのではなく、言葉遣いや表現の仕方みたいな、あたかも発信者の人柄を試されているかのような部分について、私はいつも恐れを感じながら文章を作っています。
ちょっと大袈裟じゃない?と思われるかもしれませんが、私自身が言葉が好きなことも恐れている要因ではあります。

私が気をつけているのは、
1.特定の人をピックアップしない
2.誰か(何か)を贔屓する表現はしない
3.同じ言葉の多用は避ける
4.慇懃無礼の感度を高める
5.敬語を正しく使う

というのが基本的なところです。

1、2については、自分がお客さんの立場になった場合、ピックアップや贔屓って、されてもされなくてもちょっと嫌な気持ちになりますよね。というか、私はお客様みなさんに平等でありたいです。

3〜5は文法的なことで、私が下書きでやりがちなのは「お〜」の丁寧表現が何度も出てきたり、「されておられる」みたいなやりすぎかなと感じる敬語を使ったりするのを避けています。

こういう細かい表現は人柄が出ますよね。
いい人でありたい訳ではないですが、公式のSNSでは、人にも言葉にも失礼のないようにしていたいです。
そして自分では気づきにくい部分なので、怖さを感じながら投稿しています。

『和りゅすてぃっく』
県産小麦を使っています

そして、ホームページに加えて、SNSの投稿はお店のより具体的な広告の要素があると思います。
もちろん、正しい日本語を使いたいという個人的な欲求もありますが、全く当店を知らない遠くの地の方が検索した時に、より私のパン(商品)に集中していただくために文章で違和感を抱かせない、という目的もあります。

それでも人というのは欲張りなもので、せっかくの個人店のSNSだから自分の色も出したいのですよね。
そのいい塩梅のところを探るのに、いつも苦労しています。

『レイジーバゲット』
これにも物語があります


さらに、パン自体の宣伝ということで考えたときには、どう伝えるのかという問題も出てきます。
パンについての興味、知識って人それぞれで、なるべく多くの人に理解してもらえる言葉でお伝えしたいとは思っているのですが…

例えば味の濃いパンって伝えたい時に、どこに焦点を当てるか…ということですが、味って様々な過程の結果で、一つに理由を絞るのは難しいです。だから、より一般的な「最前にある特徴」をお伝えするべきで、それが何なのか、未熟者の私はパッと思いつくスキルはまだありません。

余談ですが、専門の研究者のかたが一般の人に分かりやすく説明するというのは、とてつもない知識量と理解、整理なのだとその頭脳の宇宙が見えるようで感服します。

和りゅすてぃっくを使った、
あんこ+求肥+無塩バターの菓子パン
正解の宣伝文句に悩みます


そういえば、私が中学の生徒会で「分かりやすい資料を作る」というのを公約に立候補していたのを思い出しました。
インターネットという世界中に発信できるツールは、中学生の私にはどう見えるのでしょうね。
これからも小さなパン屋の発信を続けていこうと思います。

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