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頼ることも仕事のうち

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
チームワーク、チームワークと言ってはいますが、ボクの会社はいわゆる正社員みたいな人はいません。
ただ、法人(会社)として活動しているとひとりですべてをやるのはかなり厳しい。
だからこそ『頼るチカラ』はとても大切。
そんなお話です。

難しいものはとことん頼る

 5月になんとか起業して1年を迎えられた。
ほとんどひとりでやっているような会社だけれど、実際はたくさんの人のチカラを借りている。
皆さんいつもありがとうございます。

 実を言うと、会社をつくる!!と思い立ったときはすべてを自分でやろうと思っていた。
なぜなら、起業しようと思った理由が

社会の仕組みを知りたい
お金(資本主義)の仕組みを知りたい

というものだったから。
まずは自分でやってみないと分からない。
もしかしたら、外から見ると複雑そうな、大変そうなものに見えるけれど、自分には合っていてとてもスムーズにできる作業かもしれない。
そんな期待もあった。

だからこそ法人化に向けて、どんな書類が必要でどういったことをやらなければいけなくて・・・なんてことを少し調べたりもした。
そんなある日、法人化を相談していた先輩から
「任せられるものはお金を払ってでも任せた方がいいよ」
と言われた。
うん。それも分かる。
ただボクは仕組みを知るために調べて実行して・・・という気持ちが強かったので「あ、でも・・・」と理由と伝えてみた。

「そうね。でもやらなきゃいけないことはたくさんあるから、1番やらなければならないことにパワーを注いだ方がいい

先輩の答えは変わらなかった。
ここまで実行して経験してきた人の言葉は重い。
結局色々と考えた結果、法人化に至る諸業務、財務関連、税理関連を税理士さんに頼むことにした。

 いわゆる【士業】と言われる人の仕事は、自分でもできることもある。
もちろん資格がないとできないこと、資格があるから効力があるものなんかもあったりする。
それでも代行業みたいな要素もあって、そういったことは経験したいなぁと思っていた。

税理士さんに頼んでみて

 お願いして思ったのは

プロは違う

ということだった。
分かっていたつもりではあったけれど、これほどまでに心強く感じるとは想像を遥かに超えていた。

 起業に必要な書類や処理、印鑑の製作や設立日の相談まで乗っていただいた。
もう本当に至れり尽くせりで頭が上がりません。
結局、資格云々というより経験値だ。
多くの起業や申告等をサポートしてきた方々なので、何をすれば良いか、何をしてはいけないか、どんな質問をされるか、何を答えれば良いか、そういったことが分かっている。
だからこそボクも素人のような質問をしたり、当たり前のことについて聞くことができた。
今は完全に頼り切っている。

 ただ、ここで言いたいのは、このプロになっている方々も最初は何も知らないところからスタートしたということ。
そこから勉強をして資格を取得した人、今も現在進行系で資格取得のために学んでいる人、資格は取得していないがその仕事を手伝ううちに詳しくなっていった人、などなど。
皆、スタートは同じなのに税理や会計のことについて他の人たちと差がついているのは
「始めたか始めなかったか」
ということ。
めちゃくちゃシンプル。
でもこれに尽きる。

「始めたことがある」をつくる

 今、ありがたいことに少しずつ仕事は増えていっている。
そうなってくるとボクひとりの力なんてたかが知れているのですぐにキャパオーバーになる
それでもやらなければならないこと、やりたいことはたくさんあり、できる限りやっていきたいと思っている。

 ということは、ボクも色々な人をどんどん巻き込まなければならない
今まで自分がやってみたもの、やっていたことなどを、ある程度理解したら他の人にやってもらうことも視野に入れていかなければならなくなる。
そして全てのことがプロである必要はない。
プロでなくてもできるものもあるし、どこからがプロなのかなんていう定義もない。(従事したのが10,000時間なんてことは言われているけど)

 こんなことをやろうと思うんだよねーという話をした時に、賛同してくれる人は増えてきた。
そこで、「で、これのこの作業をお願いしたいんだけれど…」という話になると大概こう返ってくる。
それってウエツさんがやった方が早いんじゃないですか?
ウエツさんがやった方が上手くできるんじゃないですか?

現段階ではそうかもしれない。
それはまだ「始めていない」からだろう。
ボクよりも実は早いかも得意かもしれないのに、まだ「始めていない」というだけでそう思ってしまうのは勿体ない。
だからこそ最近は
「これやっておいて!お願い!」
と頼むようになった。
もちろんどうするのがいいか、どうやったらいいかは一緒に考えて指南できるところはしていく。
でも、この「始めたことがある」をたくさんつくっていくことで、周りの人たちの可能性も無限に広がるし、ボクも時間ができたり新しい発想を知ることができたりして楽しい
ボクがやった方が早いこともたくさんあるかもしれないけれど、最近はこの上手に『頼る』ということもボクの仕事なのかなと思うようになってきた。

 周りには可能性を秘めている人がたくさんいる。
始められる環境をつくっていき、「始めたことがある」という経験や実績をたくさんつくっていきたい。
そうすることでチームは活性化する。


GOIN MY WAY.

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