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長縄跳び事件(クラスマッチ編)

8の字跳びがうまくできない息子でしたが、長縄跳びの授業もずっとは続かないだろうから、大丈夫!と私は、彼をなだめました。

だが!しかし、数日後。
長縄跳びがクラスマッチの競技に決まったことにより、さらに練習時間は増える。授業だけでは練習が足りないので、昼休みなども練習時間となる。

さて、息子と言えば。
『昼休みは自由な時間』
(また後日、彼のこだわり編として、「息子 Myルール」について、まとめてみたいと思う。)
昼休みを縄跳びの練習に使われるということが、「おかしい!」
これはもう、どれだけ説明しようが、話し合おうが無理なときは無理である。
というわけで、彼は休み時間の練習には参加しなかった。

そして、授業での練習時間に事件は起こるのであった。
長縄跳びは回数を競う競技となるのですが、息子はいつもひっかかる。それも、よくいけて3回目とか。。
当然、イライラする子が出てくるわけで・・・

ということで、息子は縄跳びを回す係になったらしいのですが・・・
息子は「だいたいこれくらいで。」が理解できない。「だいたい」「それくらいで」「そこの○○取って」などの、あいまいは、ほぼほぼ通用しない。

それもあって、長縄跳びを回すスピードが普通?にはできなかったようです。一生懸命回すことに集中してしまい「程よく」ができない。
とそんな時、交流学級の先生に「ふざけてるのか?!」と怒られる。
学校一怖い先生に本気で叱られる。そして、外される。

息子はと言えば、本当に悪気がないのに怒られた(>_<)外された。
傷つき、逃走。
となったそうだ。
学校中を探し回り、彼を見つけてなだめてくれた教頭先生。
けれども、息子は心の底から信頼しかかっていた交流学級の担任の先生に
絶望してしまったようでした。

1〜3年生でのトラウマもあり、ふさぎこんでしまった。
「体育の授業はもう受けない」「学校にはもう行きたくない」

私も、その時はがっかりしたのを覚えている。
(今思えば、勝手に私自身も「この先生は感情的にならず、冷静にジャッジしてくれる先生」などと、かなり美化しまくっていた・・・。)

そして、教頭先生から、対応方法について指導を受けたI先生から連絡をいただきました。先生が怒った理由は、もちろん私にも分かる!!分かるんだけど、私は常に息子の味方でいなければならない。←(ここは徹底してやってきた。もちろん今も。これでモンスターペアレンツと呼ばれようが、私は構わない!
息子がどういう気持ちで縄跳びに参加し、一生懸命がんばっていたのか、それを「ふざけている」と言われたことが、どれだけ彼の心を傷つけたのか。私は、息子の気持ちを代弁するつもりで、I先生に訴えました。

I先生と電話で話した後、そばにいた息子は「ママ、ありがとう。」と言いました。親が共感してあげることで、子供の心はものすごく救われるのではないかと、私は思っています。

そして息子と、I先生がそう思ってしまったことは残念だけど、I先生にはI先生の考えや気持ちがあったこと、人は誰しも間違いを起こすことがあるということについて話しました。それにI先生って「今までの先生とは違う!よね(^ ^)」
それは、私も息子もよく分かってる!から。

息子に聞いてみた。
「明日、学校行く?」
息子「うん」


今日の一言
息子のような障害?個性を持っている子供はとにかく誤解を受けやすい。
そして自己肯定感がどんどん低下してしまう。
だから、親だけは常に味方でいてあげたいですね(^ ^)
私も今まで息子と一緒に、本当にたくさん傷つき、涙したこともあります。
でも、今はっきり言えるのは「それはいつまでも続かない」ということ。
『明けない夜はない』本当にこれだと思います。








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