ラン活⑤:セイバン
先日百貨店で試着した際、セイバンの天使のはねがうちの子に合っていそうだったので、オープンしたばかりのセイバン恵比寿店に行ってきた。
店舗の様子。
2/25にオープンしたばかりで非常に綺麗。恵比寿駅から歩いて5分ほどのところにあり、駅からも近いのでアクセスも楽。
店内にはトイレもあり、到着早々に子供が使わせていただいた。
接客はレストランのように店内に配置されているテーブルで行われ、おそらく女の子・男の子でそれぞれ2組ずつが同時に案内できるようになっている様子だった。今まで訪れた他のメーカーや工房の売り場は立ったまま自由に背負ってみて、店員さんが時々声をかけてくれる、というような感じだったので、これは驚きであった。
ランドセルの感想。
目的のランドセルはオロビアンコとのコラボレーションモデル。それ以外のモデルは横に派手な刺繍があったり、スポーツブランドとのコラボだったりであまり興味がなかったのでオロビアンコしか見ないつもりだったが、本人が緑のランドセルが良い!と最近主張するようになったので、深い緑色の他のシリーズのランドセルも2,3あわせて見せて頂いた。
感想は、うーん、なんか思ったのと違う。
安全ナスカンや天使のはね部分の部品がプラスチックなので少々安っぽく感じる。ちなみにお値段は全くお安くない。セイバンの通常の〜ハイエンドモデルでも大体6万円台後半〜7万円台後半であるが、オロビアンコモデルはクラリーノでも約86,000円である。コラボモデルとそうでないハイエンドモデルとの価格の差は完全にブランドのライセンス料ですよね、これは。
↑オロビアンコ II(クラリーノ)。背カンと肩ベルトの相性はよさそう。
天使のはね自体のフィット具合は良さそうであった。
ただ、今回は息子もかなり飽きてしまい、また、セイバンの店舗に行く前に派手に運動させてしまったので、「疲れた〜、眠い〜」連呼でほんの1、2回しか背負ってくれなかったので、正直よくわからない!というのが本音である。
すごく良くフィットするのかよくわからない上に、全体的になんだか想像と違うデザイン・・・うーん、やはりちょっと違ったかな。
旦那の感想も、カタログよりチープな感じ、とのこと。
プラスチック部品が目立つこともそうだが、革自体が今まで見てきたものよりも薄い感じがした。かぶせ部分はかなりやわらかく、かぶせをあけて背面のほうに倒すと、かなりぐにゃっと後ろに倒れる、と言ったら良いだろうか。
セイバンのランドセルはとても丈夫と聞いていたが、頑強というよりも、逆にしなやかさに強度があるのかな?という印象であった。
↑本体の縁部分。
本人の感想は、とにかく全面緑色のランドセルが良い、と。刺繍があったり、縁取りが他の色というのは嫌らしい。なのでこのオロビアンコモデルも横のトリコロールカラーの刺繍や茶色の縁取りが気に入らないらしい。
全面緑のランドセルでこれまで実物を見たものでいうと、鞄工房山本のモスグリーンのランドセルである。写真を見せると、これがいい、と。
フィッティングに振り回される息子と、色に振り回される母・・・モスグリーン希望は本当かい・・・?
鞄工房山本はもうすでに販売開始しているのだが、さすがに3月中に売り切れるということはないだろう。私も鞄工房山本のランドセルの感動は忘れられないので、もし本人が希望するならこのまま鞄工房山本のアンティークブロンズシリーズのモスグリーンにしようかと思っている。
もう1箇所だけ、来月横浜にリニューアルオープンするconosakiのランドセルを見に行ってみて、それで決めたいと思う。