〇〇を変えるだけ,子どもがスムーズに靴下を履けるようになる方法
保育園や学童を訪問すると,かなりの高確率で
靴下のかかとがおかしな方向を向いている子と出会います。
直してあげようとすると,嫌がられてしまうことも多いです。
子どもたちにとって,靴下を履くのが難しいのはなぜ
靴下を正しく履けない子たちには,共通する傾向があります。
履く前の靴下は,ぺったんこです。
子どもたちは,履き口の両端,とがったところに親指を入れて
さらにそこを横に引っ張って広げて
足幅に合わせた上で履こうとします。
分かりやすい場所を持って履きたい。
でも,それだとかかとが横に来てしまうのです。
ちびっ子たちの靴下を履くシーンをたくさん見てきましたが,
正しく靴下が履けていない子の99%がやっている履き方です。
履き終わった時に,思った向きで履けていないことに気づいて
不思議そうな顔をしている子どもたちもいます。
子どもたちにとって,履いた後の靴下の形を予測しながら
靴下を持つが所を決めるのは,とってもハードルが高いのです。
不器用な子が靴下を簡単に上手に履けるようになる
おすすめの干し方
そんな靴下ですが,実は,靴下を洗って干すときに一工夫するだけで,
子どもたちにとって,とっても履きやすくなるのです。
こんな感じです。
白熊の柄のせいで分かりにくいでしょうか・・・。
足を上から見た状態です。
こういう形で干すだけで,手伝わなくても一人で上手に
履くことができます。
持つべき場所に洗濯ばさみをつけておくという
援助方法もありますが,いちいち大人が
洗濯ばさみをつけてあげなければいけないので,
干し方を変える方が簡単かと思います。
それでも難しい場合は,持つべき場所が分かるように
輪っかがついている靴下も販売されています。
たかが靴下,されど靴下。
「自分で(できる)」「分かって(できる)」正しく履けると,
自信になりますし,心地よく取り組めることが
また1つ増えることになります。
「分かってできる」「自分でできる」「選んでできる」3できメソッド!
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