アウトプットの量と質のトレードオフ
すこしくらい間違えてもたくさんアウトプットするべきなのか、ちゃんと理解してから発信すべきなのか。
よくあるテーマです。
結論
個人的な結論は、
理想は両立させること
現実的にはバランスをとること
というわけでバランスをとることが大事、以上です。
お読みいただきありがとうございました。
・・・これだけだとちょっと身も蓋もないのでもうすこし掘り下げます。
掘り下げというか、この話から連想したことをつらつらと書いてみようと思います。
間違ってもいいからどんどんアウトプットしようぜという世界
最近は、ミスしてもいいから行動しよう、発信しよう、というのが流行っていますよね。
かすり傷を負いながらもすばやく失敗して修正していくことが好まれます。PDCAを素早く回すとか、アジャイルとか。
失敗した方が前に進めるというのはたくさんの "成功者" とおぼしき人たちが言っているので、確かにそうなのかもしれません。
耳にタコができるほど聞いたことのある話だと思いますが、この戦略が有効と言われるようになった背景には、インターネットの普及以降時代の変化が速くなったことがあります。
時代の変化が激しく、データの修正が以前よりも容易な「インターネット x 資本主義」の世界ではその方が戦いやすいのかもしれません。
実際、量はいずれ質に転化しますし、間違いを指摘されつつもがんがん発信できる人はすごいなと思います。
僕は間違いを指摘されるとけっこうへこむタイプです。
失敗する練習、しないとなー。
この苦手意識が生まれつきの性質なのか育った環境なのかは不明です。
小中学生時代を厳しく怒られながら育ったため、ミスに対する恐怖心が大きくなったのはあるかもしれません。
なんとなく昭和的価値観だと、間違えないことの方に重きが置かれていたではないでしょうか。
「一回のミスが命取りになり、次のチャンスはそう何回もやっては来ない」みたいな。
いや、昭和は国全体が成長している空気を纏っていたことを考えると、どちらかと言えば平成初期の価値観かも?
余談ですが、PDCAのコンセプトには「たしかにそうだな」と思う一方で、PDCAという言葉自体はどちらかと言えば苦手です。おそらくバズワード化しすぎてしまっているからだと思います。
と、ここまで書いたところで思ったのが、なんかどこかで聞いたような言葉を並べただけみたいになってダサいなあと。自分の思考の浅さを実感しています。
知識を集めて分かった気になって、自分で考えることができていない。
でも嘆いていても仕方がないので、まずはそんな現実を直視しようと思います。
その一歩目として、浅い内容だなあと自覚しながらこのnoteの公開ボタンを押します。
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