ゆうちょ銀行の株式売り出し(第2次)に応募した方がいい?
最近、ゆうちょ銀行の株式売り出し(第2次)に関心を持つ人が増えているようで、私もお客様との会話の中で話題にすることが増えました。
この売り出しに応募すべきかどうか悩んでいる人が多いようですが、私が考えるに、ゆうちょ銀行の事業の見通しを踏まえ、まずはディスカウント率から考えると、2〜4%という割引率は一般的な割引率であり、あまり大きなメリットはありません。
そのため、無理に売り出しに応募する必要はなく、普段の安いタイミングを狙って買うか、時期を分散して購入することが良いかなとも思ったりもします。
しかし、売り出しに応募することよりも重要なのは、ゆうちょ銀行の魅力について考えることだと思います。
ゆうちょ銀行の最大の魅力は、日本最大の銀行であるということです。
日本最大の銀行といえば、8306三菱UFJ、8316三井住友FG、8411みずほFGが挙げられますが、預貯金残高ではゆうちょ銀行が日本最大です。
安定性を求めて分散投資する場合、ゆうちょ銀行を1つの選択肢として悪くないと思います。
なぜ悪くないのかというと、配当利回りはおおよそ4%〜5%の間であり、配当性向は50%程度です。
また、1株当たり利益も80円程度と安定しています。安定性と配当を求める分散投資の好きな投資家にとっては、ゆうちょ銀行を保有することも多いでしょう。
タイミングを見て買うべきだと思いますが、魅力的な価格にブックビルディングが落ち着いた場合には購入する価値もあるかもしれませんね。
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