独学で写真のクォリティを上げるためにやるべきこと
前提とゴール
前提 :
独学だけど、自分の写真作品のクォリティを上げたい。いきなり仕事で撮らないといけなくなったけど品質あげたい。写真の学校などに行った事ない人向け
↓
ゴール : 独学で審査制サイトなどを通過するレベルまで持っていく
意識するべき5つのこと
実際に自分(Thom Yoshida)が
独学でやってきた事ベースで写真のクォリティを上げるためにやるべきことを5つを書いていきます。
(所々自分の作品が出てきます。noteでの画像は全て自分が撮影したものです。)
1、素敵なアート作品を沢山見る
沢山の作品を見ることはとても大切です。
理由としては2つあります。
・1つは、「人間は知らないことは実現できない」
厳しい事をいうようですが、あなたが天才でもない限り新しい事を生み出す事はできません。
またどんな天才であっても最初は今ある情報を理論を習得した上で次を作っていきます。
何か新しい知らない道具を渡された時を思い出してください。
いきなり使うのは大概は難しいです。でも、説明書や隣で実際使っている様子を見れば使うことができます。
つまり現状にあるもの(既に素敵と言われている作品)をある程度把握してからこそ次が作れます。
・もう一つは、「アイデアは要素の掛け算である」
アイデアには大きく2つしかありません。
未知のものを使った新規の要素を作り出すアイデア と 既存の要素の組み合わせがあります。
新規のアイデアの実現には 、新しい発明(最近だと新しい青色のクレヨン)か 未知のもの(例えば 火星で撮影)になります。これはなかなか難易度と資金面が大変です。
もう一つは既存の要素の組み合わせです。
現在あるアイデアのほとんどがこれになります。新しいアイデアに見えるものも実はこれです。
そして世の中の99%がこの仕組みから生まれています。(当社比)
要素が増えれば増えるほどアイデアとしては尖ります。
そしてここにコンセプトが絡むことで誰にも真似できない状態になります。(この話は別途)
既存の要素の組み合わせでアイデアは無限に作れるということです。
そしてそれは素敵な作品の素敵な要素を組み合わせると完成度が上がります。
2、選択と集中
あなたの写真での守備範囲を決めると楽です。
与えられたものを撮るだけがなのか
与えられたものをよりいい感じに演出して撮るのか
そもそも自分で世界観を作るところからやって、総合的に演出して撮りたいのかまず決めましょう。
どちらがいいとか悪いではなくてあなたが好きなところをやって、苦手は得意な人に投げるとクォリティはめっちゃ上がります。
3、投資するべきところに投資する
何かを得るために投資できない人は
習得の速度が著しく落ちます。
確かにネットなどの無料の情報はいくらでも手に入りますが限界がある
そもそも人間の心理としてよく考えて見てください。
自分が書いている側とした場合
最終的に核となる部分を無料のSNSやブログなどで公開したいと思うでしょうか。
人間の顕在意識のように公開しているのはその人が持っている知識全体の10%程度だと個人的には思っています。
これは自ら体感した結果ですが
3ヶ月悩んでいたことが お金払って聞きに行ったら
3秒で解決したとかザラにあリます。
情報と同じで機材も同様です。安すぎる機材にはそれなりの理由があります。(企業努力で改善しているものもあります。)
全てとは言いませんが、ある程度のスピードで成長したければ
必要な情報と機材を選別して投資する必要性があります。
4、アウトプットをしっかり行う
自分が満足いくものができてから発表したい!
その気持ちとても分かります。自分がそうだったので。
ここを直したらあっちがダメでまた違うところが気になって。。。
いつまでも収集がつきません。
そして、それをやると人間は欲深い生き物なのでいつにたっても発表できない悪循環に嵌ります。
図に時間と成長具合(完成度)の関係を示していきます。
左が理想、または本などで書かれている事、右が体感した現実です。
今日のが最高!と思っても明日にはいきなりへナチョコになったりと
長期的には見れば左の曲線のようになるかもしれませんが
日々で見るとそうではありません。
なので、どちらかというと大切なことは30点でいいから継続して発表することです。
発表を前提として活動する事自体に意味があります。
そして、昨日より1つでも改善し続ける事です。
5、積極的にフィードバックをもらう
誰かにフィードバックをもらうって緊張するし、傷口を剔れるなんとも言えない感覚になりますよね。コツはしてもらう相手を選ぶことです。
ちゃんと細かい部分を見てくれること、改善案を示してくれる人にお願いすることです。評価をすることと否定をすることは別物です。
評価の理由をしっかりと細分化、言語化して説明できる人、
そしてどこを直したらもっとよくなるかを指摘してくれる人にお願いするんがポイントです。
例え、厳しい事を言われたとしても、その評価はあくまでもその人の意見です。その人がこれまで経験してきた世界での話です。
世界が変われば評価は変わります。自分の目指す世界で合うかかどうかしっかり照らし合わせることも大切です。
そして改善点を出して、トライアンドエラーを繰り返します。
写真の良いところは ある程度までは量で質をカバーできるところです。つまり撮り続ければある程度までは勝手に上手くなるという事です。
じゃあなぜフィードバックが必要かというと先人の知恵を借りるという事です。上のフェーズの人も少なからず同じ道を歩んだはずです。それらの知識やフィードバックを与えてくれた中から あなたが実際に行動して経験を通して知恵に変えていく事が大切です。
知恵になったかの判断基準としては、人に教える事ができる状態にまでなれば知恵になっているという事です。
まとめ
・素敵な作品を沢山観て、コンセプトに合うものを要素で取り入れる
・得意なところに集中する
・投資をしっかりする
・アウトプットして、フィードバックをもらって、合うものを取り入れる。
・トライアンドエラーで更新し続ける
・写真は量が質をカバーする唯一のアート
※noteで使っている画像や資料はオリジナルのものです。
本日は、ここまでです。
Thom Yoshidaでした。最後まで読んで頂きありがとうございました。
ツイッターはこちら
https://twitter.com/tomonistaphoto
インスタはこちら
https://www.instagram.com/tomonista/
ポートフォリオサイト(写真と動画も)
https://thomyoshida.com/
オンライン個展開催中
https://coten.pics/tomonista
ストアカでセミナーしてます。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
世界観のある撮影・レタッチの仕方
https://www.street-academy.com/steachers/42010?conversion_name=direct_message&tracking_code=82f8e90b58fe9bb6e6a6120255ed1b22
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この記事が参加している募集
サポートお願いします。 頂いたものは活動費・資料費として使わせて頂きます。