読書②「1分で話せ」
読書二冊目が読み終わりました。
この度手に取ったのは伊藤羊一氏著「1分で話せ」です。
この本を選んだ理由は自分自身が仕事の中で人と話す際に余計な事を盛り込んでしまう癖があり、話が長くなってしまうケースが多い為、改善になればと思って読みました。
結論としては表紙にも書いてある通り「結論」+「根拠」+「たとえば」の3つで構成して話せば聞き手が迷子にならずにこちらの意図する事を伝えられるというものです。
頭では理解できていてもこれが難しいんですよね。
実際に明日から実行していこうとは思っているのでとにかく今後の会話1つ1つが練習だと思って取り組みます。
著者はこの本を通して主に社内でプレゼンを行う場合を想定した内容のことを記しされており実例に基づいた修正方法を丁寧に説明しています。
自身はまだそのような立場ではないので「みんな大変だなぁ」ぐらいにしか思ってませんが該当するビジネスマンにとっては多くの気付きが得られる内容だと感じます。
この本の中で個人的に刺さったのが、どんな話も1分にまとめられるという事。
それができない内容の話は10分話しても1時間話しても結局相手に伝わらない。
この二点は本当に納得できました。
上記した「結論」+「根拠」+「たとえば」の3つの構成を著者はピラミッドの形で解説していました。(なんでピラミッド型なの?と思う方もいると思いますが実際に本書を読んでいただくとわかります。)
結論を頂点として、根拠→たとえばと続きます。
なんとなくこの3つの構成というのが、以前読んだ「メモの魔力」にも出てきた
ファクト→抽象化→転用の流れに似ている気がして、何事においても『3』という数による組み立てというのがかなり有用なのではと感じます。
しばらくは「結論」+「根拠」+「たとえば」の繰り返しで自分を鍛えます。
やっぱりスマートに話をできる人ってかっこいいですもんね。