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JTCの窓際社員、実はコスパ・タイパ良い説?!

私は今まで、JTC(伝統的日本企業)をひたすら批判する論調でブログ記事を書いていた。しかし、実は、JTCの特に窓際係長あたりは、コスパ・タイパが良いかもしれない。そのことを書いてみたい。

外資系やコンサルのハードワーク

外資系やコンサルは、正月休みが潰れるとか、徹夜などの恐ろしい長時間労働がある。これは実体験だ。これで精神と身体を潰されてまともに働けなくなった人を私は何人かみている。東大卒の人生を考える会さんも書いているが、キャリアのダウンサイドリスクも考えなくてはならない。長時間労働で潰されたら元も子もない。

管理職罰ゲーム

出世コースに乗り、将来的に役員になれれば、TOPIX 100の巨大企業であれば、年収1億円もある。しかし、管理職はプレイングマネージャーで、しかも部下からのハラスメント告発リスクを抱える。実はコスパ・タイパが悪い。

リスキリングの時間がある

TOPIX 100クラスならば、係長でも年収1000万円に届く場合がある。そして、管理職ほど多忙ではない。そのため、リスキリングに費やす時間がある。管理職は忙しすぎてリスキリングの時間をとるのは難しい。AIによって業務プロセスが劇的に変わるかもしれない現代において、リスキリングしないのは非常にリスクが高い。何度か書いているが、管理職は役職定年になればただの平社員だ。そうなったとき、屈辱の「使い物にならない」事態になる。定年退職後も、専門性が無いと仕事は無い。だったら、専門性を磨ける余裕のあるJTC窓際社員は実は良いのではないか?との説も成り立つ。

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