米農家を支援し、増産するべき理由（米の値段高騰、耕作放棄地、水田の効果、米ぬか発電）
自炊する人はわかると思うが、今は、米の値段が高騰している。燃料や飼料の価格が高騰していることが、米の生産コストを押し上げている。また、日本の和食は世界から高く評価されている。そのため、和食に合う日本米も輸出されることが増えた。訪日観光客の米の消費増加もあるかもしれない。
耕作放棄地がたくさんあり、また、水田が果たす、水棲生物のゆりかごとしての効果なども鑑みて、稲作農家を支援するべきだ。農業体験ツーリズムなども良いだろう。
さらに、AKICOという会社が、静岡大学と共同で、米ぬかから発電する技術を開発した。日本はエネルギー自給率が極めて低い。米ぬかを使った発電量が増える副次的な効果も鑑みて、米の増産を検討するべきだろう。食糧安全保障にもつながる。