-映画とか、漫画とか-
ここ最近、自粛ライフもあり、その前から契約していたhuluやAmazon primeを観る時間が増えている。
ということで、映画について、いくつか雑記を。
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まずは、映画「きみの鳥はうたえる」。
率直な感想として。
こういう暮らし、わたし、ほんと嫌いだな。
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まず、本屋のアルバイトがブラックすぎる。
本屋のスタッフ内で二股している女性と、殴り合う男性。
そして、遊び歩いている主人公たち。
こういう映画があるから、自分たちの暮らしを映画か何かと勘違いした若者が生まれてしまうのでは、と思う。
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と、そういうことを考えながら、あぁ、わたしも若い頃は、最低な人間だった記憶があるのも、抗えないことなのかな。
何だかんだ、今も、あまり褒められた人間ではないかもな、と。
人の振り見て、我が振りを見ると、そこには、いやな感じのわたしがおりました。
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そして、映画「光」。
視覚障害のある方への映画の翻訳をしている仕事の話。
映像を観て、その映像を、視覚障害の方でも映画を観られるように、吹き替えの言葉に訳する仕事をしている女性。
主人公の永瀬正敏さんは、元カメラマンの視覚障害者という役回り。
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わたしは、小説や短歌を詠むとき、先に頭の中に映像が浮かんでいる。
その映像を、どういう言葉を当てはめると再現できるか、そうして言葉を選ぶ行為が、小説を書くことであり、短歌を詠むこと。
だから、映画を観ていて、あぁ、わたしが普段していることに似ているな、と。
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また、永瀬正敏さんの役回りは、古い友人にもばかにされてしまうことがある。
その悔しさを堪える場面の、その共感性。
永瀬正敏さんといえば、映画「あん」の悔しさを堪えるシーンも、わたしは好き。
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そして、映画ではないけど、漫画「ブルーピリオド」。
美術予備校の話である。
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今日は画材屋さんで、額装用のアクリル板を購入してきた。
今月半ばからの展示に向けて、作品の準備をしている。
控えめに話しても、アートにゆかりのある暮らしをしている。
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それなりに、そういう話をしてくれる知り合いもいる。
音楽にしてところで、誰よりもわたしは孤独である、などとは、あまり言えた義理ではない。
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それなりに、恵まれている。
それは、きっと事実であろう、と思う。
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それでさえ、あぁ、わたしは孤独、などと義理もへったくれもないことを、たまに思う。
でも、そういうときのわたしは、控えめに話しても、間違えている、であろう。
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まぁ、何が言いたいのか、よくわからない。
漫画「ブルーピリオド」と、あともうひとつ。
漫画「ブルージャイアントシュプリーム 」も好きな漫画で、ずっと読んでいる。
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こちらの漫画は、仙台から上京して、そこから欧米に渡航して、奮闘しているジャズサックス奏者である主人公によるジャズカルテットの話。
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まぁ、映画とか漫画とか。
それはそうと、それなりの自粛ライフである。
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曲がりなりにも、友人がいたり、話し相手がいたり、それなりに仕事をさせていただき、まぁ、あまり不平不満を言うべきではないけれども。
それでも、何かと文句は生まれる。
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そんな日々を、ありきたりだ、と笑ってほしい。
ありきたりだ、と笑っていたい。
それでは、また月の見える夜に。
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