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-例えば、の話-

例えば、の話をしようと思い出す。

例えば、あなたがわたしに罵声を浴びせる。

その数分後に、わたしは執筆をしている。

例えば、あなたがわたしを罵倒する。

その日のうちに、またわたしは執筆をしている。

あくまで、例えば、の話です。

罵声を浴びせた人が、それから幸せになれませんでした。

わかりますよね、自分で撒いた種です。

例えば、の話です。

罵声を浴びせられたあと執筆をしていたわたしが、誰かに認められました。

わかりますよね、わたしの撒いた種です。

例えば、の話です。

そのひとつひとつ、ひとつひとつが積み重ね、だとして。

わたしが仮に。

あくまで、例えば、の話です。

わたしが仮に新人賞を取るなら。

その手前に、人からなじられ、踏みつけられ、友人や家族や、大切な人たちから侮辱される。

そういう幸せへの準備が必要です。

例えば、の話です。

きちんと結果を出すには。

それ相応の下ごしらえが必要です。

わかりますよね、ばかじゃないなら。

人の幸せや不幸なんてものは、人それぞれ、そんなにたくさんは抱えられません。

大きな幸せがほしいなら、小さな幸せは我慢することも必要になります。

例えば、の話です。

みんなに愛され、ちやほやされ、何不自由なく日々を過ごしている人が、急に新人賞なんて取りましたらば、それは不公平ですよね。

人生は、平等でも公平でもないかもしれない。

それでも、人生は、それなりに公正な側面もあると思います。

不幸ばかりで、幸せなんか、ひとつもない。

そういう方も、おられるかもしれません。

でもね、ひとつ言わせて頂きますと。

例えば、もし、イフ。

その不幸の最中に、あなたは、たったひとつでも、周りの人たちの幸せのために、何かを考え、行ない、幸せをプレゼントして、周りの人たちのことをリスペクトしましたか。

わたしは、少なくとも、人からどんなにひどい仕打ちを受けても、周りの人たちの幸せを願うし、未来の自分のために、少しでも執筆をしています。

それが、答えです。

でも、あくまで、例えば、の話です。

それでは、あなたの未来に花束を。

グッドラック🖋

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