発酵ヒストリー#050
WSET SAKE Level 1 受講 2018/3月
以前から発酵食または発酵食に関する資格ってどんなものがあるのだろう???
定年後の次の仕事に役立つような、正式な資格を取得できるのだろうか?などと考えていたけれども、公的機関が認めたような資格はどこにも無いように感じていた。(大学に再入学して、発酵に関する学部を修了するしか無いか???)
以前から、英語で日本酒に関する説明ができれば、外国人の方に(例えば訪日観光客)日本酒を通して日本の文化(ちょっと広げて和食についても)を理解していただけるのでは無いかと 考えていたこともあり、少し真面目に英語で日本酒を勉強してみようという気持ちになっていた。
この発酵ヒストリーに書くつもりでいた大事な二つの出来事を書き飛ばしていたことに今回気づいた。いずれも英語に関わる重要な出会い。
2017年の9月頃、横浜駅近くの日本酒Bar.はブライアンさんという米国人が始めたお店で、当時 グラス一杯(90ml程度)300円で、冷蔵庫に並ぶ一升瓶の中から好きな銘柄を自分で選ぶスタイルという面白い形態。食事は本当に簡単なおつまみ(乾き物)のみ。
彼が日本酒の英語での資格(Certification)をいくつも取得していることを知り、英語で書かれた雑誌も一冊いただいていたのだった。
(お店の名前は変わったみたいだけれど、まだ同じ場所で営業しているようなので久しぶりに訪ねてみようと思う)
2017年11月には渋谷で日本酒とおつまみのペアリングを英語で楽しみというイベントに参加した。英語で話すイベント との案内だったので、いささか緊張して会場の居酒屋に向かった覚えがある。
その緊張とは裏腹に、会が始まってしまえば、全ての説明は日本語で進んでいて、一気に安堵した。(でもちょっとガッカリもした)
そこでの講師はクリスさんという英国人。日本語がとても上手なので、結局甘えてしまって、最後まで日本語。
会がお開きになり、途中参加されていた方(確か香港出身)が、英語じゃなかったんですね?のような発言をされて、一気にクリスさんとその方で英語の説明が始まってました。
その会話が終わるのを待って、クリスさんに資格について質問したところ、WSETという団体で日本酒を英語で学べるクラスがあること、彼がそこで講師をやっているということを知った。
帰宅途中にスマホで検索、日本酒は英語でLevel1とLevel3の二つのコースがあることを知り、次回の申し込み期限まで少し時間があったものの、まずはLevel1からと決め、この講座に申し込んだという背景。
背景が長くなってしまったけれど(書き忘れていた私がいけない!)、いざLevel1を受講したが、それほど難しくはなく、英単語さえ覚えていれば問題なく修了できた。
(それほど1年間で発酵に関する学びが進み、日本酒への興味も深まっていた。ということかな。)
なので、Level1に関する写真は表紙の5種類のサンプルだけでした。