前澤さんの「国民総株主」を読んだ感想
ZOZO創業者前澤友作さんの著書「国民総株主」を読んだのでその感想を書いてみます。
まず一番最初に驚いた事は本を買ったら、株が貰えたという事です。私はAmazonのkindle版で買ったのですが、アクセスコードがメールで送られて来ました。カブアンドのアカウントを作成して、そのコードを入力するだけで株が貰えます。
20株分貰えました。現在の価値は1株5円なので100円です。しかし、これが上場するころには更に価値が上がっているだろうと思われます。

私が本書の中で特に面白いなと思った部分はお金のない世界について前澤さんの考え方です。お金のない世界は?と聞かれると私はみんな働かなくなるのかとなんとなく思っていました。
けれど、前澤さんの考えではみんなほとんど変わらず働き続けるというのです。何故なら人は誰かから認められたいからという事。人は生理的欲求が満たされたら次はモテたいとか承認欲求が増加します。その場合、何か社会のために働かないと認められないです。なので、みんな働き続けるだろうと前澤さんは言っています。
全てのものが無料で買える、フェラーリも買えるのでそれを乗り回す意味はあるのか?と前澤さんは自分自身にも返ってくるような問いを考えています。このお金のない世界というテーマで映画を作りたいとおっしゃっていたので、かなり楽しみです。
ただ、このお金がない世界は夢物語のように思えますが、私は将来的にお金の価値がかなり下がるのではないかと思っています。現在、AIの進化が凄いですよね。それがロボットにも適用されてきています。ロボットが農作物を作り、料理や掃除が出来るようになったら本当に人の仕事がなくなりますよね。そうするとコストがかなり下がるので少ないお金でなんでも買えるようになると思います。
まあ、今後どうなるか分かりませんが、私はカブアンドの取り組みを楽しんでいこうと思います。