見出し画像

私が撮りたいものは、ナンダ?

3本目、ようやく撮影テーマについて書きます。

「現代を生きる人々が背負う衣服の文化やその変遷」
これが私が撮影テーマとして企画したものです。

海外の文化に興味を持ったきっかけについては
2本目のnoteに書いています👀

実はつい先週まではもっと大きく
「現代の生活が伝統的な文化や宗教に与える影響を視覚的に記録する」
このようなテーマを掲げていたのですが、本当にこのテーマで自分撮影できるの!?大丈夫なのか!?とベトナムへ急遽弾丸で行き、無事挫折。撮りたいものが漠然と大きすぎて、何を撮ればいいのか全く分からずお手上げ状態でした。

今まで撮影してきた写真のテーマや普段興味のあることを踏まえて、再考することにしました。

異文化への関心は昔から抱いていましたが、今現在の私の関心はどんなことだろう、ということから考えました。
私が今まで撮影してきたのは、高校野球と大学野球。
いわゆる学生野球です。

秋の陽の中の大学野球は、(寒さ以外)光もきれいで至福です

学生野球が好きな理由、昔から特に理由もなく好きであったことは確かなのですが、よく考えてみると2つの理由がありました。

①長い歴史があり、今、そして未来へと繋がっている。
②人の手が介在しているもの。

2つ目は、まだ自分の中でも細かく言語化できていない気がするのですが、機械ではなく人、効率だけを追い求めすぎない人間臭さ、です。

この2つの物差しを持って海外の文化を見たときに、なにを撮るのが楽しいだろう。そこでたどり着いたのが、生活の基盤である「衣食住」でした。
その中でも、街中の会社員の人が着ている制服を興味の一つとしていたこともあり、「衣」に絞ったテーマにすることにしました。

もう少し「衣」に絞った理由を次回考えてみたいと思います💭


今日のメモ📚
古田元夫「東南アジア史10講」

古田元夫「東南アジア史10講」(2024)岩波新書

最新の東南アジア史の見解を知りたいと思い、こちらの本を読んでみました。
陸と海での交易、それぞれの海禁政策などを経て自国の輸出する製品(織物、器など)が定まっていき、その流れが現在の対観光客でお土産屋さんで並んでいる形に繋がっているのだと感じた。東南アジアが貿易をする上では対外関係がとても重要であり、その過程で宗教の受容が行われていたのも面白いと思った。

いいなと思ったら応援しよう!