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コンポストのすごい人にお話を聞いたら、やりたいことの解像度が少し上がった話

※今回の画像は、「コンポストのすごい人」の農園でいただいたカブ。バチ美味かった

どうもこすけです。最近は暑い日が増えましたね。今日もめちゃくちゃ暑かったです。

さて、今回は、今日お邪魔させていただいた「コンポストのすごい方」から伺ったコンポストのお話がとても刺さったお話をします。

元々は農業にすごい興味があったわけでもなく、虫が苦手なただのボーイだった自分。以前参加していた、プログラムの同期たちに誘っていただいて、ツテで「コンポストのすごい方」の元へ伺うことに。

初めは、あくまで新しい体験として何かしら得ることができるだろう、と割と軽いノリでした。しかし、その方がおっしゃっていたコンポスト、厳密に言うと地域の循環のお話がとても魅力的だったのです。

自分はこれまで、ゴミの活用法であり助燃剤削減のためのコンポストとしての、その先の落とし所、言わば「できたコンポストをどうするのか?」がわからなく、コンポストは循環しているようで本当にしているのか疑問でした。

しかし、その方がおっしゃっていたのは、あくまでコンポストは循環を生み出すためのツールの一つであり、プロセスでしかないと。なのでその方はコンポスト(堆肥化)を進めるのではなく、アクター全員にとって良い循環をクールに生み出すことを狙い、その一部に装置としてコンポストを組み込んでいらっしゃっているそうです。

その方は、おっしゃいました

西洋医学的に結果自体に着目して対処するのではなく、東洋医学的に全体を俯瞰し、全体の「流れ(循環)」を考える必要がある

これらがまさに自分のやりたいことの解像度を上げるものでした。

自分は今、視覚障碍者と晴眼者が共に楽しめるボードゲームをつくるプロジェクトを仲間とやっています。そのプロジェクトでボードゲームを開発し、FBを視覚障碍者や晴眼者の方々から直接いただき、修正を繰り返しています。そして今思い返すと、そのプロセスの結果として、ボードゲームが良いインクルーシブなものになるだけでなく、そうしたプロセスの中で相互理解が深まってきたのです。

自分もこれまで視覚障碍に対する間違った理解やステレオタイプが無意識のうちに多くありました。その中で間違ってきたもの、気づかなかったものが、「ボードゲーム体験会」を共に実施していく中で多く改善されていきます。

そうした

ボードゲーム開発 w/課題を持つ人たち(ここでは晴眼者と視覚障碍者)

ボードゲームが生まれる

認知度が広まる(課題に対する意識が芽生える)

ボードゲームが世に出てより多くの方の元に届く

ボードゲームで遊んでもらう(楽しさの垣根のない場)

といった一連の流れの一つ一つに大きな価値があり、ボードゲーム自体が生まれることだけが良いのではなく、その流れが生まれることにより大きな価値があるのだと感じました。

これは団体を考えていく上でも非常に大きな気づきで、とても感謝しています。

図式化するなりしてより団体と個人の理念の解像度を上げていきたいなと思っております。



それではまた5日後に👋


※全て自分の理解に基づいたものなので、全てが正しいわけではありません

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