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「ぐっ友」のフレームを使っていたら幸福感が上がりやすくなるのではないか。の整理

※今回の画像は腸活に良いとされる麹がメインの料理です。最近「菌」にハマっているので最高でした。

どうもこすけです。

いや〜noteを書く機会が減ってしまいました。忙しなく何かに追われ続けているからでしょう。今は実家に戻っているタイミングで、少しゆとりが生まれているのでnoteを書いている次第です。

さて、今回は「ぐっ友」に関するアップデートです。

「ぐっ友」を考えてから、色んな人に広めまくってきました。その中で気づいた「ぐっ友」フレームの活用法を2つまとめてみようと思います。

※「ぐっ友」に関する概要はこちらから↓

Ⅰぐっ友を人間関係整理のフレームとして使う良さ2点

前提、「ぐっ友」をフレームとして使う良さは色々とあり、すでに前回の記事で網羅されたものもありますが、一旦最近の特大アップデート2点を整理しようと思います。

1.ぐっ友は超良い関係値なのに増えやすい。

これは「ぐっ友」のフレームを使う良さでもあり注意点でもあります。

どういうことかというと、「親友」というフレームから考えてみるとわかりやすいです。

皆さんにとっての「親友」という存在は、おそらく1年後も3年後も5年後も、親友のままでいるでしょう。それは、「親友」のハードルがとても高いことが要因だと思います。例えば出会ってからの期間の長さや悩み事を話した回数、一緒に遊んだ回数など。

そのハードルの高さは親友の数と反比例し、誤解を恐れずに言うと、「ぐっ友」「友達」へのシフトのしにくさと比例します。

なので、「ぐっ友」は「親友」より減りやすいが、作りやすいという表裏一体の良さがあります。

そしてもしかしたら気づいている人もいるかもしれませんが、「親友」「ぐっ友」「友達」「知り合い」というそれぞれの関係値のフレームは繋がっているため、変動可能なのです。

昔よく遊んでいて、「親友」と呼べる関係であったけど、もう今はずっと会ってないから「親友」だと呼びにくい。最近出会ったばかりの友達だけど最高にバイブスが会うし、2人でいつ会ったって最高に楽しいし、悩み事だって話せる。そんな時、前者の例だと「親友→ぐっ友」だし、「友達→ぐっ友」になれる。それが「ぐっ友」の良さです。

「親友」のハードルが高すぎるし、「友達」の幅が広すぎる一方で、両者の間にありつつもとても信頼している良い関係値の相手として「ぐっ友」があることによって、「親友を増やしたい」という目的ではなく、「ぐっ友を増やしたい」という目的を持つことができるようになります。

アドラーが幸せも悩みも人間関係からやってくると言っていたように、人間関係を作っていく、育てるフレームとして「ぐっ友」を中心に添えることによってすごい幸せを感じやすくなると僕は思います。

ただ注意点が、「ぐっ友」のハードルを低く設定しすぎて「友達」とそんな変わりなくなってしまうとそれは逆に不安定になっていくので気をつけてください。最近自分は、「自分の悩み事、汚いところを話せるか?」「2人でいつ会っても楽しいか?」などをちゃんと問いかけることを意識しています。

2.恋愛行為が持続的に幸せに繋がるための大切な人間関係整理フレームになる

別れたら疎遠になってしまうことって自分や周りにありませんか?

自分を含め、周りにもよくある事態だと思います。

でもそれってめちゃくちゃ勿体無いことだと思いませんか。なぜなら、あれほど広く深くお互いのことを知り、理解しようとし、好きなところも嫌いなところも共有しあったはずの関係だからです。それは「親友」までは行かないかもしれませんが、お互いの理解度と相手への好奇心で言えば超すごいと思います。

なので、別れるという行為が終わりではなく、自分が信頼できる人「ぐっ友」へと変わるという行為になります。

※この背景には、「恋人」が「"きゅん"とした「ぐっ友」」という「ぐっ友」の上にある概念という僕なりの仮説があるのですが、それは話すと長くなるので一旦抜きにします笑

さておき、「信頼できる人を減らさない」という目的のためのフレームとしても活用できるという点で「ぐっ友」の良さがまた別にあります。

Ⅱ色んな人たちと整理してきたQ&A

おそらく30人ほどの方々とぐっ友に関してディスカッションしてきたんじゃないかと思います。その中でよくある問いに皆さんと答えてきたものを整理します。

Q1. 「ぐっ友」は使わなきゃいけないの?

A. そんなことはないです。あくまで人間関係の整理をするフレーム(概念)として使うことができれば良いと思います。親友というフレーム(概念)に対して疑問を持つ人もいますし、実際定義もみんなバラバラです。ぐっ友の定義は一応前回の記事でも簡単にまとめてはいますが、それもバラバラで良いと思います。

ただ、外しちゃいけない本質としてあるのが、「親友の一個手前の関係値」「悩み事を話せる信頼度」「出会ってからの期間に縛られない」「何人いても良い」の4つだと思います。僕にとっての「ぐっ友」の認識は、同じように「このフレーム(概念)欲しかった!」と言う人とも絶妙に違うと思います。

元々「ぐっ友」が生まれた背景は、「親友」のハードルが高すぎるという課題と、新しく出会って最高にバイブスが合う人を「友達」という曖昧であり広大なレイヤーに落とし込みたくないし「親友」とも言い切れない課題を解決するためです。

人間関係の「整理」と言うと聞こえが悪すぎるだけで、至ってシンプルであり誠実な悩み(だと信じていますが)を解決している行為であり、それは純粋な愛だと思います。(「純粋な愛」というのが1番納得感が高いのでディスカッションしましょう)

ただ面白いことに、「ぐっ友」というフレームを必要としない人がこれまで5人ほどいましたが、全員自分の内省を日頃から意識的、もしくは無意識的にやっている人でした。あくまで仮説ですが、人間関係の整理がとても上手い人は「ぐっ友」のフレームを「使わなくても良い」のかもしれません。

Q2. 「ぐっ友」はどうしたら「親友」にステップアップするの?

A. これは本当に人によります。その上で一応僕なりに思うのが、「出会ってからの長さ」と「お互いに晒し合った弱みの多さ」だと思っています。それはよくある一般的な「親友像」が、「ずっと一緒にいて、お互いのことならなんでも知っていて、どんな悩みでもその人になら言えちゃう」というところがあると思うからです。ですが、期間の長さも信頼度も明確な線引きはないので、それは自分の感覚によるのではないですかね。

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すごい親バカですが、自分は「ぐっ友」のフレームによって、かなり豊かな気持ちになっています。親友の数が0か1としか答えられずに、自分が信頼しているのは誰なのか、誰のことが好きなのか、と言った悩みに中学の頃あたりから悩まされていた自分にとってはとても画期的な、魔法のような発明です。

また、ありがたいことに「こんな概念求めてた!」と言ってくれる人も多く、自分が抱えていた悩みが色んな人に共通していることへの安心感と嬉しさがあり、一昨日も飲み会で盛り上がったのがとても嬉しいです。概念は色んな人の間にインストールされることによって、初めて概念になるので。

それではまた!


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