ダヴィデ

イケメンで 細マッチョで
惚れ惚れするほど美しい
なのにアソコは小さくて
皮かぶりなのが面白い

もしもこれで竿まで雄々しく
巨大だったらつまらない
芸術として現代まで
残ることはきっとなかった

完全無欠の「美」という概念の 
裏をかいた マイケランジェロ
僕ら男のダヴィデ像 屈辱的な理想像

つまり女は皮の代わりに
死や錯乱を被せられているのだろうか
オフィーリア?

いいなと思ったら応援しよう!

詩人
よろしくお願いします。頂いたサポートは詩集の出版に役立てたいと思います。