「話し上手になりたい!」という人に薦める3つのこと。その2『無理に面白いことを言おうとするな!』
先週、こんな記事を書いてみたのだけど。
そこで『話が上手くなりたい!』と思う人の多くが、なにかしらの誤解をしているのではないかと、そう思ったのでまずは自分が話すよりも『人の話を聞こう!』ということを提示してみたわけである。
『話し上手は聞き上手』という言葉もあるとおり、相手の話を聞くことから始めないと、実は話し上手にはなれないのではないか?
かつて常から言葉に詰まっていた私は以下のような結論に達した訳だ。
1.まず人の話を聞こう!
2.無理に面白いことを言おうとするな!
3.最終的にどうしたって練習あるのみ!
さて、二つ目の『無理に面白いことを言おうとするな!』を説明しようと思う。
と、言ってもまんまなんだけど。
我々は別に芸人でもなければ、しゃべりのプロでもない。
「上手い話を、おもしろおかしく話す必要など、どこにもないのだ」
お笑い芸人すら、滑ることもあれば噛むこともある。
それに我々一般人が追随する必要が、実はどこにもないのだ。
私が関西在住だからかもしれないが、いかにも無理して「俺、面白いことを言いますよ」みたいな話をする人が一定数存在する。
あと、「それのなにがおもろいのん?」とか「それで? オチは? オチないのん?」と言ってくる人も居る。
そういうわけのわからない要望に応える必要などまるでないのだ。
あと関西人の特性というか、血なのか知らないけれども、イマイチ話で笑いが取れなかったら
「あれ? おもしろくなかった? 仲間内じゃどっかんどっかんくるヤツやねんけど?」
とか言うヤツがいる。
いや、知らんがな。
それはあなたのやさしいやさしいお友達だからでしょうが?
これも人の話を聞かずに自分の話をするだけだから起こった悲劇(?)とも言えなくもない。
いずれにしても、日常会話でそこまで笑いを取りに行く必要があるのかって話だ。周囲も周囲で、それを強要するきらいがある。
まあそう言ったのは放っておこう。
とにかく、話したいこと、伝えたいことを簡潔に伝えること。
まずはそこから始めよう。
それが上手く伝わるようになってから、アレンジしていき、面白みを足していくといいだろう。
やはり何事も基本が大切なのだ。
あれこれいろいろ考えるよりも、まず端的に自分の言いたいことが伝えられるか。
人と話をするのにそれが面白いかどうか、は最重要課題ではないのだ。
そのことを誤解したまま、別段お笑い芸人でもない人間が笑いが取れたり、それに拘ったりというのはおかしな話であると、気付くべきである、それに気付かずに、「自分は面白い」と誤解したり「面白い話をする人が話し上手だ」と思い込んだりすると、おかしな方向の話をする人間になってしまう。
そうならない為にも、話を面白くするより、きちんと伝えることを重視すべきだと、私は思うのだ。
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