正義感の罠
完璧主義だと、相手にも完璧を求めてしまうパターン。
意識して、そうしてる訳ではないけど、長年の習慣で自分、相手に完璧を求めていました。
完璧を求められた相手は、苦しくなり、自分自身に責めていたでしょう。
すると、私も誰からか完璧を求められるようになりました。
苦手なことも、一生懸命やればできるようになる。子供の頃、刹那な思いでそんな風に思っていた頃を思い出します。
これは、単なる昔話ではなく、大人になってからもその習慣が続いていたことです。
子供の頃、完璧を求められていたんだね。
失敗すると、怒られるから恐かったんだね。
不安の毎日を生き延びていたんだね。
幼い頃の気持ちに寄り添うと、その時の固まっていた気持ちがゆるんできます。
「やっと、わかってくれたんだ。」とその気持ちが落ち着いてきます。
中年になり、そう思うようになりました。
そうすると、心に余白が生まれ私自身にゆとりができる感覚になりました。
私が少しずつ自由になると、相手も少し自由になります。
その感覚を育てていきたい。
そして、若い頃と違って経験があるのでそれを活かそうと思い楽になりました。
ないものを見るより、今あるものを見る。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?