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Re:ゼロから始める頑張らない生活


「頑張らなくてもいい」と言われても、そう簡単に受け入れられるものではないですよね。

やることは減ってないので「やらなきゃ」という気持ちは結局消えません。
そのこと自体がさらに苦しく感じられることもあります。

そんなときは、無理に気持ちを切り替えようとしなくても大丈夫です。
考えるよりも、まず少しだけ「動いてみる」こと。
頑張りたい気持ちはあるけど頑張れないことが多い私が「気力ゼロからがんばらずに動き出せる手順」を紹介します。

今できる「小さな一歩」から始める

一口大で

やるべきことが多すぎて何も手につかない時、まずは小さな動作から始めてみましょう。

椅子から立ち上がるだけでもいいですし、机の上のペンを1本だけ動かしてみるのもいいでしょう。
コップを台所に運ぶ、窓を開けて風を感じる、そんな簡単な動きが一つでもできれば、それは「ゼロから一歩進んだ」ということです。

例えば、何かを片付けるときには、「全部をきれいにしなきゃ」と思う必要はありません。
机の端っこ、目の前のほんの一部分だけでもいいんです。それができたら、そこから先に進むかどうかは自分のペースで。

ちなみに私は「右手の親指に力を入れて曲げる」から始めています。あと「スマホを伏せる」ですね。

人や仕組みに頼ることを考える

誰でもいいです

自分だけでは動けないと感じるとき、少しだけ外の力を借りるという選択肢もあります。
たとえば、家事代行サービスなんかを利用するのも一つの方法です。
お金を払うことで仕事として引き受けてもらえるので、直接「お願い」する負担が少なく済みます。

また、最近は便利なアプリやオンラインツールも多くあります。
買い物リストを作るアプリや、リマインドツールなどを使えば、自分で考えたり覚えたりする負担を軽くすることができるかもしれません。
「アレクサ、あれお願い」ぐらいで。

それでも難しいときは、公共サービスや匿名の相談窓口を活用するのもいいでしょう。
「ちょっと困っていて…」と話すだけでも、解決の糸口が見つかることがあります。

誰かに相談するのは勇気がいりますが、遠慮はいりません。こうした仕組みは、困った人を助けるために用意されているものです。

手助けさせてほしい人達を喜ばせると思って、遠慮なくどうぞ。

SNSで雑談から、とかも良さそうです。

少し動けたら、それで十分

動いたら優勝

小さな動きや、誰かや何かの力を借りることで、少しだけ状況が変わることがあります。

完璧を目指さなくてもいいし、無理に何かを全部片付ける必要もありません。
少しでも動けたら「よし、100点」とでも思うようにしてみてください。
それ以上進まなくても、それで十分です。


これを読んでいる今が、何かを始めるきっかけになるかもしれません。
もし今は動けないのなら、それでも構いません。

気持ちが少し軽くなるタイミングが来たら、その時にできることをひとつ試してみてください。
自分のペースではじめることが何より大切です。



私は、ビジネスケアラーとその予備軍向けに「仕事と介護の両立支援」をしています。

仕事と介護の両立については、私達が助けになれるかもしれません。
あなたの手助けをさせてほしい専門職チームが待っていますので、ご質問があれば遠慮なく。
他の人の質問を見るだけでスッキリすることもあります。



親の介護に備えるために誰にでも簡単にできる1歩はこちらから。
高齢の方の介護や生活の総合相談窓口「地域包括支援センター」です。

①リンクを押す

②親の住所を入力
  (番地まではいりません)

表示された連絡先を携帯に登録。
  (親御さんのお住まいの地域の担当)

すぐできる一歩

たった2分で、何かあったら頼る先が確保できます。


読んでいただきありがとうございました。

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