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私の中の侏儒の言葉_11
素朴な進歩主義者の目にはけっして見えることはないにも関わらず
現代人の心の奥底に存在するなにものか
既成の世俗的な美徳の馬鹿々々しさを見ぬいた上で
しかし面白いからわざと守ってやろうと言う底意地の悪い決意
現実への適応力を持たない観念的な世界観を絶対化し、それへの忠誠を貫くことによって生甲斐を獲得しながら、しかしその世界観が架空の体系であるがゆえに人は必ず現実とのギャップに直面する事を避けえない。そこに挫折が起り、転向が起る。
文字通りの壁があり、それを乗り越えても壁があります。
それを正確に認識した人には余裕があるように見えます。
ただ、そのように「見える」だけですが、
そこが重要だったりします。