#42 ポニーテール
ドキ ドキ ドキ ドキ
身体中、血が流れているのが分かる
手汗で
髪の毛が扱いにくい。
緊張というか、
アドレナリンが溢れすぎて
コントロールできていない。
とは言え、
エンジン全開
緊張してる感じ
よし。
いつも通り。
こうでないと
いい仕事は出来ない。
とは言え、
ニューヨーク、
ファッションショー、
ファッションウィーク、
バックステージ、
ニューヨークコレクション、
頭の中で、
憧れていたワードが
ぐるぐる回って。
掛け算的に
膨れ上がっていたあの感じ
いまだに覚えています^_^
初めての
バックステージでの仕事(ヘアスタイリスト)は、
ポニーテール
女性なら誰もが出来る
あの
ポニーテール
超シンプル
ある意味ただしばるだけ
(場合によりますが、)
今回はそれを
プロが2人がかり
2人1組で
1人のモデルを仕上げます。
本気です^_^
シェイプ、フォルム(形)
だったり、
テクスチャー(質感)
だったり、
ムード(印象)
だったりと、
オーダーはさまざまです。
スリークにタイト
の
オーダー
皆様、
想像して頂きたい、
GAP(アメリカの洋服ブランド)
の広告を
大した服を着ているわけでもなく、
とかくすごいヘアスタイルをしているわけでもない、
(ディスっているわけではありません。本当にすいません。)
にもかかわらず、
カッコいい!
(モデル)素材の良さを
感じます。
Less is more
Simple is beautiful
本番前の緊張感
と
本番前だからのリラックス感
うまく表現が難しいですが、
クラシックミュージック
とか、
図書館
とか、
ある意味
美容室
とか、
そんな空気感。
(伝わりますか?)
キュッとまとまった
ポニーテール
モデルの顔が引き締まる。
タイトに髪を縛り上げているからではない笑
絶対に笑
顔が変わる、
(今風にいうと、はきがでている^_^)
Thanks♡
と
立ち上がって歩き出す。
送り出した
後ろ姿
モデルの
自信とパワー
超ドラマチックで美しい
What a beautiful!!!
Love&Peace