WITHコロナ、AFTARコロナの飲食店の行方は?(都市の場合)
2月からコロナウイルスによる経済のダメージ・・・
当社も大きなダメージを受けました。
まだまだ6割程度の戻り。
これが、以前のように戻ってきてもらえるのか?
どんな状況になっていくのか?
今回は感染の世界状況や日本の状況、著名人の感染、世論などなど
予測しても予測しきれない部分も多いのですが、
いろんな状況を想定しながら営業活動していかないといけません。
どのような状況になるのか?
ちょっと自分が考えているちょっと先のことをつらつらと。
・ソーシャルディスタンスはムリゲー
同じスペースなのに1,5倍の集客ができる立ち飲みが、1~2メートルの間隔を空けて営業なんて成り立たないわけで、これがスタンダードとなるのであれば、ほとんどの立ち飲みスタイルのお店は成り立たなくなります。これは多くの居酒屋を中心としたその他の飲食店なども同じだと考えます。特繁華街などの家賃が高いエリアは特にですね。なので、これに関しては、徐々に緩和されて元どおりになるのではないかと思います。福岡の大名界隈の状況見るとピークタイムは席の間引きをしていない店舗も多く見られます。パネルを立てたりして営業している店舗もありますが、これも毎回アルコール消毒することは厳しいと思います。
・ビジネス街から居住エリアと商業エリアが密接したエリアへ
今回のコロナでリモートが進むと予測され、そうなるとビジネス街からかなりの人がいなくなると予測される。そしてどこで働くかというと、自宅の人もいれば近くのカフェやレンタルオフィスなど。ということは居住エリアと商業エリアが密接したエリアに人が集まることが予測される。そうなると、駅の近くでサクッと安く飲めるからといった理由で利用されていたお店から、家の近くのでクオリティーの高いお店に変わる。またリモートが続くと集まることがなくなる。ということは会社での複数人での飲み会や会食は必然的になくなります。もしかしたら今年で「忘年会」「新年会」という言葉がなくなるかもしれない。そうなるとビジネス街の飲食店は様変わりするかもしれません。
・新しい飲食業態が成長する
TAKE OUT、デリバリーEC通販サイトなど間違いなく変化した。中食と言われるジャンルがますます伸びて行くのと、これまで中食専門のお店が多かった分野だが、今後はレベルの高い人気飲食店の参入で、より盛り上がって行くのではないかと思います。私が注目しているのは移動販売車。近年「キッチンカー」であったり「フードトラック」と言われるような業態。これまではイベント出店などを主軸にしていたキッチンカーですが、近年はオフィスのランチ需要に主軸を置いたキッチンカーが増えてきました。そしてこのコロナ下に置いて、住宅街などのお店がないエリアでの活躍が注目されつつある。さらに、政府が国道の路上利用における道路占用許可基準の緩和を発表しました。コロナの影響で店前の空間の利用ができる可能性が出てきました。このような規制の緩和の中でキッチンカーによる野外でのキッチンカー酒場的なものがが出現するのではないかと考えています。飲食従事者は面白い人が多いのでいろんなものがこのコロナで生まれるような気がしています。
これから、いろんな部分が変化すると思います。
でも、やっぱり私は飲食店でみんなと会いたいし食べたいし飲みたい。
美味しい料理、美味しいお酒、居心地の良い空間、素敵なスタッフetc・・・
いろんなものやことが揃って人間は楽しいと感じる。
これが他の動物にはない「人」の特性だと思います。
中食中心になったり、大人数で飲めなくなったり、
距離を取らないといけなかったり、色々変化はあるけど
人間の欲求を満たしてくれる最高の場所「飲食店」
不滅だ〜!
まだまだ以前のような営業はできませんが、
今やれること、これからの未来に向けてやることを
バランスよくやっていきたいなと思います。
それではまた!