立ち飲み屋経営で、常連さんのこれだけは聞いちゃダメよ!
立ち飲みと聞くと多くの人は「えっ。なんでわざわざ?」と
ネガティブな意見が多い。
私も、5年前福岡に立ち飲みを出すときの周りの意見の大半はこれでした。
実際福岡では立ち飲みはできてはなくなりを繰り返していました。
「角打ち」の発祥は北九州という説が有力にもかかわらず、
酒屋ではなく飲食店が運営する立ち飲みはなぜか潰れてしまう。
いろんな話を聞いて、原因がわかりました。
その理由の一番大きな理由のお話。
コスパいいから毎日のように来店するお客様が増えてくる。
スタッフとも仲良くなってお客様同士も仲良くなって、
居心地よすぎて毎日のように来店すると、ちょっと常連感が出てきます。
さらに月日が進むと、もはやお店の常連を超え
オーナー的な立ち位置になってきますWW
で、もっと長居したいし快適にしたいといろんな意見を言い始めます。
これは有難いお言葉もたくさんありますので真摯に聞きましょう。
そして、その時は来るんです。
「椅子置いてよ。」
キターーーーーーーーーーーーー!
お店の人は常連には弱いんです。
ほんと弱いんです。
で、置いちゃうんです。
椅子を。
そしたら隣の常連さんも座りたいんです。
立ち飲み屋なのになぜか椅子が増えていくんです。
この後どうなるかわかります?
人は入ってるのに潰れちゃうんです。
だって、お店側の立ち飲みのメリット消えちゃうんですもん。
お店側のメリットは、
回転が早いこと。
同じ広さで1,5倍の収容人数。
出会いがあり、コミュニティーが生まれやすいこと。
これが立ち飲みのビジネスモデル。
にもかかわらず、このメリットが消えちゃうんです。
しかも、単価が安い。
これでは経営が成り立ちません。
だから、
常連さんの「椅子置いてよ。」に答えてはいけません。
立ち飲みを開業するなら絶対に椅子を置いてはダメ!
これだけは覚えておいてくださいね。
ではまた。