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「国が人を殺す制度」を肯定する。

おはようございます、くまはんです。
色々と他のことを優先させてはnote更新が不定期となっています。
時間がないとは言いません。笑
時間は作るものですもんね。

今日は「死刑制度」について。
死刑制度を導入している国はいくつかあります。
日本もその一国ですね。
ただ国際的に見ると死刑廃止国が多数を占めており、その数は2022年で144カ国に上るそうです。
その数は、今現在もなお増え続けているそうなので死刑廃止の波はすぐそこまで来ているのかもしれません。

死刑制度。
非常に賛否の別れるデリケートな問題だと思います。
目には目を歯には歯を。
ハンムラビ法典的な考えでは死刑には死刑を。
非常に合理的ですね。

僕は死刑制度肯定派です。
「犯罪者にも人権が」とか、「冤罪が」といった主張もあるのは分かっています。
それでも殺人を犯せば自らも死ぬかもしれないという恐怖はあるべきだと思ってます。
所謂死刑制度による犯罪抑止力ってやつですね。

まあ後は単純に永久に再犯を防げるっていう所もあります。
血の通ってない冷淡な言い方ですが、殺人犯には出てきてほしくないという思ってしまうんです。
勿論これは遺族側に立った場合です。
自分以外の誰かが手にかけられたのであれば憎くてしょうがない。
そんな人間には生きていてほしくないと思ってしまうということです。

ただ加害者側になるともっと難しくなりますよね…
冤罪であってほしいと思うし、生きて償ってほしいとも。
だから死刑制度の賛否は裁く側か裁かれる側かに依る意見なのかもななんて思います。

どちらにせよ制度にそこまで意味があるかと言われると難しい気もします。
罪の意識を持つかどうかは個体差が大きくあるので。
裁かれなかったとしても生涯人知れず罪を償う人間もいれば、裁かれて死刑となっても罪の意識を持たない人間もいると思います。
罪の意識を持つ人間はどう転んでも罪の意識を持つので、罪の意識を持たない人間を世に放たないためにも死刑制度は存続すべきだと考えています。

(死刑制度の賛否は性善説か性悪説かにも依るのかもしれませんね。
性善説に則ると人は更生するから生きて償うべき。
性悪説に則ると人は変わらないから死刑にすべき。
といった具合に。)

ちなみに、ノルウェーでは死刑制度はありません。
ノルウェーでは犯罪者の人権も擁護するという考えが採択されていて、牢屋で一般的な生活を送れるようになっています。
テレビやゲーム機などもあり、ただただ”牢屋”という中で今までと変わらない日常を送れるようにしています。
留学中、ノルウェー人に教えてもらいましたが、アンネシュ・ベーリング・ブレイビクという連続テロを犯し77人を殺した人間は今ノルウェーの刑務所でハンガーストライキを起こしているそうです。
内容はプレステ2からプレステ3へとアップグレードし、新しいソフトも用意しろという内容だそうです。
僕が遺族であれば憎くて仕方がないと思います。


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