取説は一人よがり?

取り扱い説明書や組み立て説明書はわかりやすいほうが良いというのは誰しも思うことです。
企業様ごとに制作のノウハウがあり、独自の体裁となっています。工夫が凝らされ経験知も加味され苦労されているなと感じます。

説明書は雛形に沿って作成します。発売前のチェックも他部門で行います。
実際に使われる方の意見は入りづらいものになっています。
開発設計の人は自分がわかってるからわかるだろうという観点で制作しますし、チェックする人も内容を理解してるので書いてあるから大丈夫だと判断します。見やすさ、表現のわかりやすさのチェックより誤字脱字、番号間違いなどを中心にチェックとなります。
その結果、文字は小さく関連線もわかりにくく、表現も行ったり来たりしてるのでわかりにくい出来上がりとなっています。
これではお客様に読んでもらえませんし、読む気にもなりません。やはり第三者によるチェックは必要ですし、見やすさわかりやすさの表現を考えましょう。
QRコードを利用し、ネット上の取説をスマホなどで表示させるのはもちろんですが、写真や動画での説明する工夫も必要でしょう。

どうせ読まないからという先入観を捨てるのが取説づくりのツボです。

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