歌島DIY日記#18「漆喰パラノイア。」
あー、今日はのっけからネガティブな発言をすると、だんだん作業が苦痛になってきました、思想家みくです。
わたし、元々DIYとか大嫌いなので、作業が思い通りに捗らなかったり、肉体的に苦痛になってくると、投げ出したくなります。
今回はそんな現状もありまして、愚痴っぽくなるかもしれませんが、お許しください。たまには、そういう日もあっていいじゃない。ニンゲンだもの。
今日はなんでそんな風になってるかと言うと、結論から申し上げて、わたしと今使っている「富士かべ」という漆喰の相性がよくないからであります。
この「富士かべ」、予算の関係上使わざるを得ないので使っているのですが、とにかくまず練りにくい。
ダマができやすいので、そのダマを潰すのに骨が折れます。念入りにやりますが、それでもダマを完全に潰すのは至難の業。だから、コテ板に乗せた時に適宜再度捏ねないといけないという二度手間が発生して、これまた面倒です。
あと、柔らかくしないと塗りにくいのですが、柔らかくしたらしたで、今度はだれてくるので、表面があばたみたいにぼこぼこになります。その固さの具合も、まだ完璧にマスターできていないのも問題点のひとつです。
今日はトイレ横の細い壁から。いつも使っているステンレス(?)製のコテが入らないので、ここは樹脂(?)製の小さなコテで施工しました。こんなに狭いのに、玄関のドアや垂れ下がったマスカーが邪魔で塗りにくいです。もうこの時点でいらいらし始めています。
その次は玄関の上の壁。よく見ればわかると思いますが、下のあたりがだれています。スピーディーに作業ができず、これまたいらいら。
ユートップ済みの壁が終わったら、今度はルームBの押し入れを実験的に塗ってみました。ユートップがなくなったので、買い足す量を迷っており、ユートップをしなくてもいいなら、押し入れはユートップなしでできないかと咲さんと相談した結果です。
個人的に、この押し入れの壁はつるっとしていてひっかかりがないので、漆喰が食いつくとは思わなかったのですが、案の定、1面を塗る前にどうも上手くいくビジョンが見えなくて断念しました。
結果、剝がしました。やっぱりユートップ塗って、ペンキ塗るか漆喰塗るかしたほうが良さげです。「はー、めんど」っていう漫画みたいな顔のみく。
最後は、時間もだんだん押し迫っておりましたが、キッチンのほうのひび割れがあった壁を塗り直しました。ここもここで、なんだか思うように塗れず、今日一日を通して「時間に見合った成果が得られん!」という言葉が溢れ出るばかりでした。
時間を要して満足を得られればいいのですが、時間を要したにも拘らず良い結果を得られなかったことで、わたしのいらいらはスーパーモンキーズ改めMAXでした。結果、今日塗れたのはたった3壁。しかも、押し入れで超疲れたし。
咲さんは今日一日、このお風呂のスライドドアの養生を仕上げることとわたしを励ますことに尽力してくれました。
突如として応酬してきたわたしのDIY嫌い熱により、帰り道も無言の帰宅となってしまいました。焦っても仕方ないし、もう子どもじゃないので投げ出すってことはないですが、近い将来この漆喰をマスターできるようになるのか疑心暗鬼です。
このペースでやるのはあまりに生産性がないので、神経質にならずにクオリティを下げてやるのがいいのか、ちょっと判断に迷いますが、とりあえずユートップが恋しいです。おわり。