藝術の彼岸#02「ストリップは祈りである」
みなさんはストリップを観たことがありますか?
ストリップと聞けば、秘宝館やラブホテル同様、卑俗なサブカルチャーというイメージがどうしても根強いようで、「おっさんのためのエロい娯楽」として認知している人も多いのではないでしょうか。
また、産業としても下火になり、その数は減少の一途を辿っています。このままでは、ストリップが近い将来にいつ消滅してしまってもおかしくないように思います。
わたしもこれまで齢35年、ストリップを観に行く機会に恵まれなかったのですが、かねてから身体表現に興味があったので、この度、藝術という観点から咲ちゃんと一緒にストリップを観賞してきました。そうです、大人の階段上ります。
さあ、ストリップに行ってみよう!
今回、わたしたちが訪れたのは大阪・天満にある「東洋ショー劇場」。
東の雄が東京・浅草にある「ロック座」ならば、西の雄は「東洋ショー劇場」と言われる1964年開館の歴史ある劇場です。
アクセスは大阪JR環状線「天満」駅から徒歩5分、飲食店が立ち並ぶ一画にひっそりとあります。
外観は飾り気のない青いテントに「東洋ショー」という白文字があるだけです。風営法の関係でしょうか、外側からはストリップらしき華やかさはまったく感じられない素朴な外観です。(サムネイル参照)
入り口を入っていくと、螺旋状に曲がりくねった階段があって、壁には画素数低めのストリッパーたちの大きな顔写真が公演日程と共に貼り出されています。その上、階段の両側に無数の寒色系のライトが並んでいるので、いやが上にも風俗っぽい雰囲気が出てきます。
階段を上りきると、そこには薄暗い空間があって、カウンターには2人のギャル風女性スタッフが出迎えてくれました。
見ると、ロビーのような空間には既に100名ほどの人が列を作って待っていました。そこにいたのは、99.9%男性。新たに入ってきた客で、女性は咲ちゃん1人だけでした。
ストリップの独自ルール?
カウンター横には券売機があって、そちらで入場券を購入するように、ギャル風女性スタッフに促されました。咲ちゃんが1枚買って、もう1枚買おうと紙幣を取り出していると、ギャル風女性スタッフが「あ、こちらで買っておくんで大丈夫ですよー」と言ってきました。わたしと咲ちゃんは顔を見合わせて、「?」を共有しました。
別にイラつきませんでしたが、あの券売機の存在意義は、一体なんなんでしょうか?
入場料は1人3,000円。無料で楽しめるコンテンツが溢れている現代社会では、一見高く思うかも知れませんが、1日4回ショーがあり、リストバンドを巻けば基本的に出入りは自由。飲食物の持ち込みをしている人もいたので、近くのコンビニで食べ物や飲み物を買えば、昼から夜まで(ショーは13:00~23:00まで。1回のショーは2時間15分)3,000円+αで楽しめる計算になります。(実際は個別にある撮影サービスを楽しむ方が多いのでもう少し高くなる。後述)
入場の手続きを済ませると、観劇の際の注意を教えてくれます。スマホでの撮影はできないので電源を切っておくこと、ショーの最中は静かに観ること。
スマホでの撮影云々についてはよくわかりますが、声援を送ったり、会話したりしてはいけないのは、予想外でストリップのイメージが変わりました。
かつてはそうではなかったのかも知れませんが、このあたりのある種のマナーの厳しさがいまのストリップの粗雑さや猥褻さを緩和していて、個人的には快適に感じました。
受付を終えると、その日はなにやらプチイベントがあるようで、競馬の予想を当てると、撮影券が1枚無料で貰えるということで、好きな馬を選ばされました。このイベント企画がさすがにおっさん向けなんだなぁとちょっと妙に納得してしまいました。
普段ギャンブルなんてまったくしないわたしたちは、どれを選んでいいのか見当もつかず、結局わたしはギャル風スタッフの助言通り選びました。咲ちゃんは名前で選んでいました。(この結果については、どのタイミングでもアナウンスがなかったので、結局当たったのか外れたのかさえわかりませんでした)
列に並ぶ前にトイレに行きたかったので、受付のギャル風スタッフに訊くと、男性用は分かりやすい場所にあり、扉もなかったのですが、女性用はとても奥まった場所にあり、扉も壁に同化してわかりにくくなっていました。利用した咲ちゃん曰く、「もしかしたらスタッフ用のトイレかもしれない」とのことでした。
わたしたちも列の最後尾に並んで、待つことにしました。入り口から曲がりくねって狭いロビーをいっぱいにしている列はどこが最後尾かわかりにくい状況でした。
並んでいると、前のショーが終わり、扉が開いて、中からぞろぞろと人が出てきました。出てくる人はやはり99.9%男性で、1組カップルがいた以外はすべて男性でした。年齢層も30代~50代が中心で、20代以下の若い男性は見当たりませんでした。
場内の入れ換えが始まると、列はどんどん短くなりました。どうやら入り口は2つあるようでした。わたしたちの前に結構な数の人がいたので、もしかしたら立ち見かもしれないなぁと思って、少しだけ不安でした。リュックに荷物を抱えていたわたしたちは、2時間強のショーを、特に咲ちゃんに立って見せるのは酷だなぁと思ったからです。
入場は男性スタッフが入り口に立って、誘導して一人ずつ入るようにしていました。
咲ちゃんと隣になるために、咲ちゃんが入ってくるのを待って、場内を見渡してみると、席は意外に空いているようでした。そこで、正面から見て花道の左側の席に二人で並んで座りました。
ストリップをまったく知らない人もいると思いますので、舞台がどんな形状になっているか説明しておきます。
ストリップの舞台は、普通の劇場と造りが全然違います。舞台から客席に向かって、花道が延びています。先端に円形の舞台があって、そこは回転するような造りになっています。ストリッパーは基本的に花道及び先端の円形舞台で裸になってくれます。
ワクワクしながら開演を待っていると、場内で再び注意事項のアナウンスが流れました。スマホでの撮影はしないで下さい、そして声援を送ったり、爆音拍手をしたりもしないで下さいという旨の注意喚起がありました。わたしと咲ちゃんはこの「爆音拍手」という初耳の単語を聞いて、二人でにやにやしてしまいました。
声援はおろか、大きな拍手をして過剰に応援してはいけないんだと、わたしと咲ちゃんは驚きました。こういうマニアックな世界なので、もちろん熱狂的なファンがいると予想していたわたしたちにとっては、静かに観賞すべきという現在のストリップのマナーは予想外なものでした。この謎ルールの真意はわからないのですが、お陰で右も左もわからないわたしたちにとっては周りの人たちに合わせて控えめに拍手するだけでよかったので、とっても見やすい環境ではありました。
開演直前にも白い幕に、知らない女の子が大画面で映し出されて三度注意事項を教えてくれました。このあたりのマナー喚起は少し過剰気味なのですが、ショーが始まると観賞に没頭できるので、わたしには逆に有難いぐらいでした。
さて、いよいよショーの始まりです。
ショーは1回で5名のストリッパーが踊ってくれます。単純計算で1人持ち時間は20分。各ストリッパーの構成は、やや長めに着衣のダンスがあって、衣装替えがあってストリップダンス、そしてオープンショーというTシャツ1枚・下半身丸出しでわざわざ客席に女性器を見せに来てくれるサービスタイムの3部構成になってます。よくあるおひねりなんかも、常連客は最後のオープンショーで手渡ししていました。時間の比率で言うと、着衣ダンス:ストリップ:オープンショー=3:2:1ぐらいの割合です。意外なことに、踊り子さんが着衣で踊る時間が思っているよりも長くて、それが構成として絶妙だなと感じました。
では、わたしたちが観たストリッパーさんたちを紹介していきます。
トップバッターは、青山ゆいさん。
ギャル風の風貌にドレスを纏って登場しました。それぞれ、ストリッパーさんが登場するとき、紹介のアナウンスが女性の声で流れるんですが、こもっていて聞こえづらいのでよく聞き取れませんでした。そして、ストリッパーさんの紹介の前にロボットのような声で「Next Stage」という声も挟まれるんですが、これが後半に行くまではなにを言ってるのかわからず、咲ちゃんは途中まで「お次は瀬戸内」って言っているのかと思っていたと帰りに教えてくれました。なんでやねん!
さて、青山ゆいさんですが、この青山さんに限らず、いまはAV女優から転身したか兼業で務めている人が多いらしく、今回専業のストリッパーは次に出てくる西園寺さんだけのようでした。
青山さんはドレスにヒールという踊りにくい格好にも関わらず、小走りになったり脚を高く上げたりと、思っていたよりもダンスが上手でした。青山さんのみならず、ストリッパーさんたちはみんなダンスが上手く、これは日々の鍛錬を物語っているなぁと見てすぐにわかりました。
ストリップのダンスに入ってから、透け透けで乳首が見えそうなドレスに着替えた青山さんは円形舞台で躍りながら乳房をぽろりと出されました。やや肉づきのいい身体は女性らしく、咲ちゃん曰く「ギャルっぽい身体」だそうです。
円形舞台ではアクロバティックな体勢で脚を上げたり、開脚したりして、舞台が回転します。
それぞれポーズが違ったりはしますが、一定時間そのまま静止して、お客さんに女性器を見せてくれます。
これがすごくわたしには「献身的」に見えて、ストリッパーさんによってはすごく感動的なこともありました。(後述)
ストリップのダンスが終わると、次はオープンショーです。
青山さんのオープンショーの曲は某J-popバンドのアップテンポなナンバー。
棒状プレッツェルにチョコレートがかかっただれもが知るお菓子のCMソングとして使用され、某人気アイドル女優がダンスを披露したりもしていたあの曲です。
Tシャツ1枚で登場した青山さんはその曲に合わせて片足を上げながら、アヒル口で不敵な笑みを客席に投げ掛けてきます。多分、M気質の男性はちょっとバカにされたこの感じに喜びを見出だすのかもしれません。
ちなみに、青山さんは33歳、踊り子としてのキャリアは11年だそうです。ベテランですね!(踊り子の年齢とキャリアはすべてネット情報です)
2人目は、とってもスレンダーな西園寺瞳さん。
この方、先ほども言いましたがどうやら専業のストリッパーのようで(ネット情報なのであやふやですが)、着衣は黒目の長いマントを着て、黒いシルクハットを被っていました。
着衣からストリップに移行するときも音楽に詩が挿入されたり、ものすごくストーリー性のある演目でした。
薔薇を持って踊られていたのですが、薔薇の持ち方、指一本一本まで意識されていて、このディテールをおっさんがちゃんと見てんのかと疑問に思うぐらいでした。でも、わたしはきちんと見ていました。
ストリップで回転舞台で裸になられた時、その細い身体、浮き上がる肋骨やお尻の曲線が実に美しくて、この頃にはわたしもストリップのなんたるかを理解するようになっていました。
西園寺さんはこの舞台で手を合わせるような振りを取り入れていたのですが、わたしはこのとき、脳裏にアメノウズメ、天岩戸を思い描いていました。そうです、日本でストリップと言えば、神話の世界からかならずこの記述が引用されると言っても過言ではない、岩戸隠れの一幕です。
わたしはこのときに、ストリップは人間の美しさを見せるものなんだと実感しました。そして、これは神や人間に捧げられるひとつの祈りなのだと解釈しました。わたしの目には、とても感動的な場面に写りました。
薔薇を撒き散らしながら、去っていく西園寺さんを観ながら、わたしは恍惚としてこころから拍手を送っていました。
西園寺さんのオープンショーの曲は某人気アニメの主題歌でタイトルは百獣の王。(この曲は咲ちゃんが教えてくれました)
ストリップのおもしろいところは舞台担当のスタッフがいないところです。
自分で撒き散らした薔薇の花びらを自分で拾いながらオープンショーをする西園寺さんを観ていると、学園祭の学生みたいに健気で応援したくなりました。
帰って行くとき「ありがとうございましたー」と言った西園寺さんの声は思ったよりも高く、アニメ声でした。西園寺さんが帰ったあと、咲ちゃんが小声でわたしに耳打ちして「あの娘、絶対ヲタクやで」と言いました。わたしは心のなかで「それがわかる君も絶対にヲタクやん」って思いました。
この西園寺さん、なんと1981年生まれ、現在38歳!これが本当なら、驚異の肉体です。とてもじゃないけど、38歳の女性の身体ではありませんでした。
キャリアも最長の17年とのこと!恐れ入ります。
3人目は、桜庭うれあさん。
確認したとき、なんちゅう名前やと思いましたが、彼女の着衣ダンスのコンセプトはとてもわかりやすく「カウガール」。テンガロンハットにポンチョを身に纏って、手前にはロープをかけたサボテンの置物がありました。
アップテンポな洋楽で首を上下に動かすヒップホップなダンスのノリで、前二者と打って変わって躍動感溢れる印象でした。
とにかく彼女の演目は場内を盛り上げる感じで、途中馬の玩具を引きずり出してきたり、サボテンにロープを投げて掛けたり(失敗してたけど)、3番目に相応しい演目でした。
骨太なのか、がっしりとしていて、おっぱいも小さかったですが、腹筋がしっかりしていて、咲ちゃんのお気に入りのようでした。
桜庭さんのオープンショーの曲は某女性HIPHOPユニットのカントリー調の曲。
桜庭さんは26歳、キャリアも4年目ということで、すごくフレッシュな感じが出ていました。
みなさんお待ちかねの撮影タイム!
3人目が終わった時点で、撮影タイムに入りました。撮影は劇場が用意しているデジカメで撮り放題、1枚500円という価格でした。
青山さん・桜庭さんがそれぞれ左右の舞台袖、西園寺さんが円形舞台という感じで、水着やそれぞれの衣装を着て、お客さんの希望に応えていきます。
この瞬間がもっともストリッパーさんに近づける上、お土産を渡したりコミュニケーションをとれるので、お客さんはこぞって撮影に参加していました。
わたしたちは初心者だったので、この間に途中の講評を二人でしながら、それぞれのお客さんが写真を撮っているのを眺めていました。まごまごしていて、今回は撮れませんでしたが、撮影したくなるお客さんの気持ちはすごくわかりました。
ここでも、お客さんは腰や肩に腕を回したりしないで下さいと指示され、なんだか性的なエンターテイメントを提供する場所なのに、いや、そういう場所だからこそでしょうか、もっとも女性の立場が守られているようにも感じました。
それでも、お客さんはお好みのポーズを指定して写真を撮ったり(もちろんヌードもOK)、一緒に記念撮影したりと、楽しそうにされていました。
1回目の撮影タイムも終わり、4人目は伊東紅蘭(くらん)さん。
少ししゃくれていて、大人しそう印象の彼女は、クラスにいたら可愛いんだけど目立たない存在って感じで、同級生がストリッパーになったと聞いたら驚かれる、そんなタイプの女性です。(個人の感想です)
実はこの伊東さん、わたしたちが観に行ったその週がデビューということで、デビュー3日目ぐらいのなりたてホヤホヤのストリッパーさんでした。
そんなことも全然知らずに観ていましたが、他のストリッパーさんたちと遜色がないぐらいで、まったく新人さんには見えませんでした。
他のストリッパーさんよりも肉づきが女性的で、乳首も程よく大きかったので、逆にすごくリアルでした。西園寺さんのような漫画みたいな肢体も美しいですが、唯一肉割れがあった伊東さんの身体も自然でとても良かったです。
伊東さんは後の撮影タイムでも、お客さんにとても愛想がよく、笑顔になると眉間に皺が寄って、とても可愛らしい女性でした。
わたしがうぶな少年だったら、ファンになっていたかもしれないほど、性格が良さそうに見えました。
個人的には、伊東さんがわたしの一番のお気に入りでした。
伊東さんのオープンショーの曲は某沖縄出身人気バンドのアルコールを題材にしたナンバー。この曲を使うあたり、伊東さんは沖縄出身なのでしょうか。
伊東さんは1994年生まれ、25歳ということで咲ちゃんと同級生です。
ストリップは完成されたショーだった!
最後トリを飾るのは、南まゆさん。
彼女も25歳、キャリアは4年目です。
南さんはトリを務めるのに相応しい布陣で、なによりこのショーの最後を素晴らしい締め方をしてくれたと思います。
登場した瞬間、コンセプトはこれまた単純明快な「乙姫様」。玉手箱を持って現れ、セリフに口パクで口の動きを合わせるとう演出からスタートです。
扇子を2枚広げて持って、妖艶なダンスが続きます。
ストリップの時間になると、今度は選曲が絶妙でした。90年代後半に活躍し、元夫は人気俳優、独特の歌声とウィスパーボイスで今も根強い人気を誇る某女性ボーカリストの切ないナンバー、それに続いて民謡出身で一世を風靡した某実力派女性シンガーの幻想的なあの曲。リアルタイムで聞いていたわたしにとっては、この曲でストリップする!?という感じでしたが、なんだかいろんな感情が渦巻いて、南さんの裸を見ているうちに涙が零れました。
南さんの身体も美しかったですが、それにもまして裸体を晒すという行為そのものに神聖さや高貴さのようなものを感じました。
南さんの演出で出色だったのは、ストリップも終わり、南さんがはけた後でした。幕が一度閉まって、南さんがささーっと蓋の開いた玉手箱を舞台に持って来ました。彼女が去り、開いた玉手箱からは煙(ドライアイス)がもうもうと流れ出ていました。体感で言うと、これを15秒ぐらい(咲ちゃんは5秒と言っています)見せられました。それで、また幕が閉じ、今度開いた時には南さんが「ありがとうございました」と挨拶をしました。
それを観た瞬間、わたしはだれとも共有できないこの感覚にもどかしい想いすら抱きました。
ストリップという文脈上、最後の開いた玉手箱から煙が出る演出は絶対に要らないはずです。
だけど、この演出を入れたことにより、わたしはストリップが観客を一切バカにしていないことを理解して、とても嬉しくなりました。
すべてにおいてですが、ストリップには最終的に「ストリップですから」という免罪符があってもおかしくないと、わたしは行く前に思っていました。
ストリッパーさんのダンスが下手でも、身体が汚くても、衣装がボロでも、演出やストーリーがなくても、所詮「女性の裸を見せるもの」という意識があれば、女性の裸を見せれば成立するという論理がストリップには備わっています。
しかし、今回わたしたちが観に行ったストリップは、ダンスも身体も衣装も演出も、音楽に至るまでいろいろ考えられて、趣向を凝らして、しかも訓練されて出来上がっているものでした。
ショーとして、手を抜いているところはひとつも見受けられませんでした。
1日4回のショーを1週間ほぼ休みなく踊るストリッパーさんたちの鍛錬たるや、それはすごいものだと思いますし、肉体的にも相当な負担だと思います。
それをあのクオリティで、あのサービス精神で見せてくれるストリッパーさんたち、わたしは立派な仕事だなぁと心底感嘆させられました。
南さんのオープンショーの曲は国民的人気アニメの超有名主題歌、某女性アイドル的ダンスグループver。
ちなみに、南さんだけオープンショーで背中に「南まゆ」という刺繍が入った法被を着て踊っていたので、後で確認するまでもなく名前を覚えてしまいました。
5者5様の個性がそれぞれ出ていて、本当にみんな甲乙つけられないステージでした。
まとめ
今回、咲ちゃんと初めてストリップを観に行きましたが、ストリップは全然卑猥なものなんかじゃなくて、感動的で美しいものでした。つまり、立派なアート=藝術でした。
ライトアップされた女性の肉体はきっと現実世界よりもきらびやかで美しく見えるのだと思いますが、「東洋ショー劇場」の公式サイトに書かれてある「タレントが(中略)音楽に合わせて衣服を脱ぎ、日本女性特有の美しさを演出していきます。」という文言通り、実に健全なパフォーマンスでした。
観客の99.9%が30代以上の男性だったことが残念だったので、若い男性、むしろ若い女性にこそ見てほしいなぁと思います。
咲ちゃんも「かわいい」と言って同性目線で楽しんでいたようなので、また行きたいねと二人で言っています。
みなさんも大阪・東京・横浜とかに行かれる際は、ぜひストリップを観に行ってみて下さい。
ストリップのイメージががらりと変わること、請け合いです。