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歌島DIY日記#12「忘年会2018。翌日漆喰。」

尾道のこの界隈では、年末と言えばケイキさん宅での忘年会と相場が決まっています。昨日は4年振りにお邪魔させていただきました。

クリエイティブでポテンシャルの高い個性的な面々が集まった尾道では、個人宅の忘年会で本気のカラオケが楽しめます。

プロ・セミプロ・アマが入り交じって、本当に笑いの絶えない素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられ、尾道に帰って来たことをしみじみと感じる一日でした。

さて、昨日深夜まで忘年会で遊んでしまったので、今日は遅刻してしまい、午後2時からの作業になってしまいました。

さあ、今日から念願の漆喰です。まずは、貰い物でホームセンターユーホーで4kg800円ぐらいで手に入る高級しっくいから試してみます。

漆喰もユートップ同様、フネで練り練りしていきます。

この漆喰の感触としては、ユートップに比べて粉塵が細かいところです。すごく舞いやすいので、防塵メガネとマスクを必ず着用して練り混ぜましょう。

今日初めて漆喰を練りましたが、この高級しっくいはすごく塗りやすいので固さは「ヨーグルト」ぐらい柔らかくても大丈夫です。

しっくいの袋にじゅうぶん水打ちするよう書かれてあったので、とりあえずホウキをバケツに突っ込んで壁に水分を含ませました。(ご覧の通り、うまくできなかったので、効果の程は期待できません)

はじめは固めから塗り始めたので、なかなかきれいに塗れませんでしたが、緩くしていくと結構すいすい塗れました。

こんな感じで、狭い範囲ほどきれいにできる気がします。あと、仕上げにコテを濡らしてならすと平滑に仕上がります。でも、シロート仕事にしてはちょっと気にし過ぎたかなぁ。

ユートップでグレー色だった壁が白くなっていくのは快感です。手の届くところにバケツを置いておくと、コテを濡らせるので便利です。(バケツをひっくり返さないように注意しましょう)

毎度の如く、こう見えて特定の作業に関してだけ神経質なわたしはほとんどの左官作業を独占しかけるのですが、咲さんが退屈かなと思って申し訳程度に交代してもらいます。だけど、やっぱり仕上がりが気になるので、すぐに代わってしまいます。困ったもんだ。

4kgの高級しっくいは2袋しかなかったので、2壁したあたりで使い切ってしまいました。2陣目はあのナフコでGETした20kg2,000円強の「富士かべ」漆喰です。

練り始めてすぐに気づいたのですが、「富士かべ」はなにやら繊維が入っていて4kgの高級しっくいとはまるで質感が違います!

色味も若干黄色いような気がしますし、なによりテクスチャが粘り気があってとても扱いにくかったです。「富士かべ」は柔らかくすると「とろろ」みたいでめちゃ塗りにくいので、若干固めに仕上げます。目安はとろけずにコテに乗るぐらいの固さで、無理矢理例えるなら「とろろ入りのお好み焼きのタネ」かなぁ。

うん、「富士かべ」はほんとに塗りにくいですね。この後、1壁分を緩く作ってしまったので、どろどろ垂れるという始末でした。無念。

6壁ちょっと塗り終えたところで今日は終了。時間は午後6時半になってしまいました。いやはや、咲さんにはかわいそうなことをしました。

2018年、みなさまには大変お世話になりました。明日はお休みして、年明けから作業を再開しようと思います。

思わぬ変化に見舞われた年でしたが、なにはともあれ健康で愉快な仲間に囲まれたしあわせな一年でした。これからも、自分たちの理念に沿った活動を継続していく所存ですので、今後ともよろしくお願いします。

それでは、よいお年を!

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